巣立ちの後
巣立ちの後

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
息子が大学進学を機に三重県を離れることになり、このところ進学や引っ越しの手続きなどでバタバタしていました。引っ越しの日は、日が昇る前から私の車に荷物を積み込み、引っ越し先へと運転していきました。息子が新たな生活をスタートするにあたり、なるべく困ることがないようにと、「あれも必要!これも必要!」と近くのイオンで日用品を揃え、まあ何とかなるかなあという状態までにして、私は家路につきました。
家に戻る途中、息子が生まれてからこれまでの出来事を走馬灯のように思い出し、しばらく感傷に浸りましたが、車が三重県に入ると気持ちが切り替わりました。私はそういうところがあって、すぐに忘れてしまうというか、人間関係においてドライなところがあるのです。家族であっても、ご縁があってたまたま一緒にいるだけのことで、それぞれにはそれぞれの人生があると思っています。ですので、息子が離れたところに住んでしまうと、その存在さえも忘れてしまうのではないかと心配していました。
息子がいない家に戻り、息子の部屋に入ると、「あ~ここで生活していたんだなあ」としみじみはしましたが、あまり悲しい気持ちにはなりませんでした。だって、息子は新しい大学生活をスタートして、困ることはあるだろうけれど、きっとたくましくワクワクしながら一人暮らしを楽しむのです。家にはいないけれど、彼の地で元気に暮らす息子がいてくれることが何よりだと思うのです。
現に、引っ越し先で私が掃除をしていたときにも「部活行っていい?」と、DMで連絡を取り合っていた先輩と待ち合わせをして、ちゃっかり部活の練習に行ってしまいました。そして、その数日後には部活のInstagramの中に、息子の試合の成績と笑ってピースサインをしている息子の姿がありました。
我が息子ながらあっぱれ!という感じでしょうか。とはいえ、息子のことを忘れてしまわないように(笑)、「生存確認のために一日一回はLINEするから。それと、1~2か月に1回はこの部屋を観光の拠点にさせてもらうから」と息子には伝えてあります。巣立ちの後の息子との関係の再構築です。近くにいない分、親子としてではなく、人としてお互いを思いやりながら、安心で健全な関係を新たに築いていこうと思っています。
with k 4E #487








