大寒卵

大寒卵

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

ふらっと入ったスーパーマーケットで、「本日午後4時から大寒卵の販売を始めます」というアナウンスが流れてきました。「大寒卵??」聞き慣れない言葉でしたが、せっかくなのでと思い、卵売り場に向かうとそこにはすでに行列が……。急いで最後尾に並びました。こういうのに非常に弱いところがあり、期間限定とか数量限定という言葉に敏感に反応してしまう自分に苦笑いしてしまいました。

もうすでに20人ぐらいの人が並んでいましたので、係員の人から「大寒卵は6個入りで285円です。25パックしかご準備していませんので、もしかしたらご購入いただけないかもしれません」な~んて言われて、ドキドキしてしまいました。さて、手に入れることができたでしょうか。

大寒卵は、大寒の初日に生まれた卵のことをいいます。ちなみに2023年は1月20日でした。昔、鶏は冬前に餌をたくさん食べて栄養を蓄え、冬本番になると卵を生まずにじっとしていました。そのため大寒の頃に生まれた卵には栄養がぎゅっと凝縮されていて、ほかの時期の卵と比べて1個あたりの栄養価が高かったと言われています。そんな背景から大寒に生まれる卵は「大寒卵」と呼ばれ、縁起物として扱われるようになりました。

大寒卵は栄養が豊富なため、「健康運」や「無病息災」また黄身の黄色が特に濃くなることから「金運」の願いが込められています。なるほど~、だからパックに「風水の世界では、大寒の日に産まれた卵を食べると金運が上昇する」と書かれてあるのね~と理解できました。

55年生きていても、わからないことや知らないことがたくさんあります。生きているうちにあとどれぐらいの知識を得ることができるのだろうか?とぼんやり考えることがあります。もっともっといろいろなことを知りたいという知識欲は年を重ねても衰えることがありません。

そんなこんなで、私の知っていることを書き溜めたブログも今回で339本目になりました。そして、この3月20日に80本ほどのブログをまとめた「隣る人~心が弱ったときに開いてほしい本」というタイトルのエッセイを幻冬舎から出版する予定です。念校を提出して、表紙の最終打ち合わせの段階に入っています。いよいよです。

大寒卵をいただいたので、本がたくさん売れて、金運が上昇すればいいなあと心から願っています。強欲だわ(笑)。みなさん、是非、お買い上げくださいね。よろしくお願いいたします。

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