アイヌの歌と踊り

アイヌの歌と踊り

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

「“北海道の名付け親”松浦武四郎をたたえる~第30回武四郎まつり」に行ってきました。ずっと参加したいと思っていた武四郎まつりに初めて足を運ぶことができて、とても嬉しく思っています。どうして武四郎まつりに行きたかったのかというと、アイヌの古式舞踊をこの目で見たかったからです。

私と北海道とのご縁は、2013年の日本PTA全国研究大会みえ大会の第6分科会で基調講演を務めたことから始まりました。講演テーマは「いのちの教育~未来のいのちを守るために~」で、ミニ生命のメッセージ展を同時開催しました。この講演を聴いて下さった方が、翌年の日本PTA北海道ブロック研究大会の記念講演に私を呼んで下さり、そこから3回北海道で講演をさせていただくことになりました。

北海道で講演するときには、“北海道の名付け親”の松浦武四郎を必ず紹介し、そこでアイヌの死生観について少し説明をしていました。そのために、松浦武四郎記念館に何度か足を運びましたし、アイヌ文化の本を読み、音楽を聴いたりしていました。檜山教育講演会では、マレウレウという女性グループの「aroro」という曲を流しながら、アイヌのカムイユカラの物語をお話ししたこともありました。

写真は、札幌大学の学生さんがムックリという口琴を演奏している写真です。糸を引く力加減や口の開閉によって音色を変化させるのですが、その音色が想いを伝える手段であったり、擬声語であったりとさまざまな意味をもっていたといわれています。この後に、アイヌの歌や踊りが披露されたのですが、そのメロディーは何だか懐かしくさえ感じました。

アイヌの人たちは、神々の守護と生活の糧があってはじめて、平穏無事な生活が保証されると考えていましたから、踊りには神々への感謝と、喜びや悲しみを神々とともに分かち合う意味があり、日々の生活において大変重要な役割を果たしていました。人はいつも神と共にあったのですね。

日本人のなかで縄文人のDNAを最も多く保持しているのはアイヌの人たちなのですが、縄文好きの私としては懐かしく感じるのは自然なことなのかなあと思っています。縄文人の死生観は、神も人も精霊も一緒の世界にいて、人が死んだら自然に戻り、また生まれてくるのではないか、そしてそれは人だけでなく、動物や自然環境すべてをひっくるめた循環であるという死生観で、アイヌの死生観に少し似ているような気がしています。

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