MISIAのロングトーン

MISIAのロングトーン

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

1月4日にMISIAのコンサートを大阪城ホールに観に行ってきました。彼女の歌唱力の高さはテレビでも視聴していたのでわかっていましたが、実際に同じ会場で聴いてみると、それはそれは素晴らしいものでした。バラードなどの静かな曲でのロングトーンは圧巻で、いつまでブレスなしで歌い続けるのだろうと、聴いている側が息を呑むほどでしたよ。

ヒトは声を出します。154cmほどの小柄な体を目一杯使って声を出す彼女の発声の仕組みはどうなっているのでしょうか?本当に声というのは不思議なものだなあとつくづく感じました。

声は、気流と発声と調音によって生成されます。まず、肺などを駆動して気流を発生させます。体の中で空気の流れ、つまり振動を起こすのです。そして、次に主に声帯を振動させて、有声音を発声します。最後に舌や口腔を制御してその発声を共鳴させるのです。つまり、口の中で調音をおこなったうえで、唇から声が放射されるのです。

彼女の場合は、この気流を発生させる大きさや長さが優れていて、なおかつ声のピッチや振動数を自由自在に操れるのだと思うのです。振動数が小さいと高い音が、振動数が大きいと低い音が出ますから、彼女は振動の魔術師なのかもしれませんね。生で彼女の歌声を聴いた身からすると、魔術師という言葉がしっくりくるような気がします。

そんな感想を1月4日に持った後に、ヲシテ文字を学ぶ機会がありました。いつものようにお菓子をいただきながらの楽しい勉強会でした(笑)。

ヲシテ文字は一音韻一文字の「表音表意文字」で、音韻のエネルギーの性質や働きを四十八の文字形として表しています。母音のアイウエオは順番に、ウツホ(気体)、カセ(冷たく降りる)、ホ(温かく上がる)、ミツ(液体)、ハニ(固体)の五要素から成るとされています。つまり、アイウエオはすべての始まりを意味する、重要な音韻ということになります。

日本語は母音と子音の組み合わせによって発声が行われますので、ヲシテ文字は日本語の源になっているのかもしれません。また、アイウエオという母音は、口の中で息の流れを邪魔しないで発声する音です。肺などで作り出された気体の流れが、ありのままそのまま体の外側に放射されるという特徴があるのです。つまり、限りなく自然な発声なのですね。

彼女のロングトーンの最後の音韻はアイウエオでした。彼女の体の中で作り出された気流や振動が思いとなって、そのまま私たちに伝わってきたような気がします。

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