雨と龍

雨と龍

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

雨が降っていた昨日は、“雨”が名前につく人とご一緒していました。そのせいか“雨”が強く印象に残りました。そこから、何故だかわかりませんが、雨乞いが浮かびました。そして雨乞いから龍の姿へ連想が飛びました。なので、今日のブログは「雨と龍」にします。

まるで自由連想法をしているようです。自由連想法とは、ある言葉を与えられた時に、心に浮かぶままの自由な考えを連想していく発想法で、その連想から潜在意識を顕在化することによって、心理的な抑圧を分析するフロイトの手法です。私の潜在意識が顕わにされそうですね。それでは、私の精神世界にご案内します(笑)。

梅雨入りして、雨が降る日が多くなりました。自然の中にいると、雨がザーッと降る音が心地よく聞こえます。草木にも大地にも雨が沁み渡っていくイメージが湧き起こり、心まで潤っていくような気がするのは私だけでしょうか。田畑の作物も、雨が降ることによって、豊かに育ちます。でも、いったん雨が降らない日が長く続くと、たちまち作物の生長が止まり、私たちのいのちに関わる深刻な事態へと変化していきます。

灌漑技術が未熟だった時代は、龍神に食べ物や生け贄を捧げたり、高僧が祈りを捧げたりして、雨乞いが行われました。天長元年(824)の日本中が日照りの際には、神泉苑で空海が祈りを捧げて善女龍王を呼び、雨を降らせたという逸話も残されています。ちなみに、神泉苑は二条城と御池通を挟んで隣接している池泉回遊式庭園です。

龍は、水中か地中に棲むとされていて、その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り、自在に飛翔すると言われています。社会的な成功を収めている人たちが龍神さまを信仰していることが多いという話を聞いたことがありますが、天空に昇る龍神さまだからこそ、信仰されるのかなあと感じています。

その一方で、頭に浮かんだのが変形学生服(学ラン)の裏地に刺繍された龍の姿です。私が若い頃は不良がまわりにたくさんいましたから、学ランの龍はよく見かけました。そういえば昔「愛と誠」というドラマがあったなあと思い出しました。梶原一騎原作のドラマで、不良少年の太賀誠と、財閥令嬢の早乙女愛の二人の純愛を描いストーリーです。太賀誠役は西城秀樹さんでしたね。新御三家の中で、私は西城秀樹さんが一番好きでした。あ~、懐かしい・・・。

この辺りで、自由連想は終わりにしたいと思います。さて、私の潜在意識はいかに・・・?この梅雨の時期に、みなさんも“雨”という刺激語から、自由連想をしてみてはいかがでしょうか?新たな自分を発見できるかもしれませんよ。

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