日本の切り絵
日本の切り絵

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
この写真は、切り絵作家・蒼山日菜さんの作品です。神戸ファッション美術館で開催されている『日本の切り絵 7人のミューズ』という展覧会の入場口前に「わたしといっしょに写真をとってね♪」と置かれていたものです。とても細かい切り絵でしょう。蒼山さんはこの作品をハサミ一本で製作しています。
蒼山さんを知ったのは、2009年にNHK BSで見た番組からでした。『関口知宏のファーストジャパニーズ 切り絵作家 蒼山日菜 フランス・スイス』という番組を、あれはたぶん深夜だったと思うのですが、見ていて感動したのを覚えています。
当時、スイスで3年ごとに開かれるペーパー・アートの国際コンクールで、日本人初のグランプリに輝いた蒼山さんが、ハサミ一本で本当に細やかな作品を切っている映像が紹介されていました。蒼山さんはかつては平凡なOL・主婦だったのですが、切り絵と出会い人生が変わったようです。そのように番組欄には説明が書かれていました。
切り絵の発祥地はアジアで、17世紀に中欧に広まったとされています。修道女たちが祈りの絵や紋章などを切り絵で表現したことが、スイスにおける切り絵の始まりとされています。18世紀後期になると、小さな油絵の代わりに切り絵で描いたシルエットの肖像画が都会で人気を博し、その後広がりを見せ、風景や物語がモチーフに使われたり、形が多様化したりしたようです。
『日本の切り絵 7人のミューズ』の案内をネットニュースで見たときに、2009年の蒼山さんの作品の映像が甦りました。あ~、実物を見てみたい~と思い、神戸まで出かけていくことにしたのです。心を動かされた体験というのは、いつまでも覚えているものですね。14年越しの切り絵作品との対面でした。
展覧会では、蒼山さんの作品の他に6人のミューズの作品が展示されていました。立体的な作品、色鮮やかな作品、光と影を使った作品、そして女性の下着の作品など、それは多種多様でありながら、その繊細さには驚かされるばかりでした。自らが描いたイメージを、ハサミやナイフ一本で、一枚の紙から形態として作り出すことができる人間って、本当に素晴らしいなあと改めて実感しました。みなさんも機会があれば、是非ご覧ください。
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