煩悩のサーフィン

煩悩のサーフィン

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

ハワイからクリスマスの写真が届きました。短パンをはいたサンタさんがサーフボードを抱えている写真です。幸せそうな福々しい顔のサンタさんが笑っていますね。

ハワイ、サーフィンという連想から、そういえば2021年の初頭に書いたブログを思い出しました。除夜の鐘は108回鐘を鳴らしますが、人が持っている6つの感覚×「良い、悪い、普通」の3つの受け取り方×「きれい、汚い」の2つ×「前世、今世、来世」の3つの時間軸が108の煩悩を表していて、私は“ファンキーな煩悩の波乗りばあさんになることを2021年の抱負とします”という内容だったと記憶しています。そして、このときのブログの写真は、ハワイのノースショアで女性がサーフィンをしている看板でした。

あれから3年が経とうとしています。この3年間の私は果たしてファンキーでいられただろうか?煩悩の波に乗っていられただろうか?と考えています。

2021年はまだコロナ禍の影響が大きくて、何をするにも制限がかかっていたように思いますが、私はあまり気にせずにそこらじゅうをほっつき歩いていたような気がします。基本的に自由を制限されることを好みませんので、思いつくまま気の向くまま行動していました。

2022年はエッセイ本を出版する準備に入っていました。みなさんが今お読み下さっているブログをせっせせっせと書き溜め、300本を超えるブログから80本を選び、まとめていく作業を行いました。煩悩のかたまりのような一つひとつのブログを改めて読み返し、「あ~煩悩の波に乗れてるかも~」と能天気に思ったりしていました。

そして2023年3月23日に『隣る人 心が弱ったときに開いてほしい本』を出版することができました。今年最大のイベントでした。“死ぬまでにしたい13のこと”の1つを実現することができたことに喜びを感じています。でも、2021年の初頭には本当に実現できるなんて思ってもみなかったなあと、しみじみ感じています。

昨日最終回を迎えた『セクシー田中さん』というドラマに次のようなセリフがありました。「みんな毎日変わっていく。明日なにが起こるかなんかわからない。ワクワクしない?無難な人生なんて僕は存在しないと思うけど」というセリフでした。無難な人生なんて面白くないのかもしれませんね。やっぱり私は、ファンキーでワクワクする人生を、煩悩と共に楽しんで生きていきたいと思っています。

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