オンラインカウンセリングのカナムーンです。

愉快な仲間たちから、「能登半島の愉快な旅」というタイトルのアルバムが送られてきました。私も参加したかったのですが、仕事があって断念した愉快な旅です。そのアルバムの中に印象的な“青”がありました。

ここは能登半島の最先端にある、714年の「出雲の国引き」という神話に出てくる、珠洲岬という神秘的なスポットです。古くからの言い伝えで「万能の気力と願いが叶う」とされる場所だということですよ。この“青”は、平成26年に洞窟内へ続く遊歩道が、青色にライトアップされて生み出された色らしいです。“青”ステキですね。

“青”と言えば、米津玄師さんの「灰色と青」の歌詞を思い出します。
♪どれだけ無様に傷つこうとも/終わらない毎日に花束を♪♪どれだけ背丈が変わろうとも/変わらない何かがありますように♪♪朝日が昇る前の欠けた月を/君もどこかで見てるかな/何もないと笑える朝日がきて/始まりは青い色♪

“青”を始まりと表現しているところが米津さんらしいと思いました。

ふと、夢分析では“青”をどのように説明しているのか気になり、齊藤勇さんの夢分析事典を開いてみました。そこにはこのように記されていました。

「空、宇宙、知性、冷静な判断力、責任感のある行動、心理的に澄み切った状態を表します。濃い青は、直感力、洞察力、憂鬱な気分、人生に対する否定的な考えを象徴します。濃い青色の服は、セックスのことで、あなたを支配したがる男性の象徴です。社会的に権威のある物事、または、権威を持っている人物のシンボルでもあります。青い花の夢は、心の中が澄み渡って、すがすがしい気持ちになっているという印です。青い鳥は、童話にあるように、幸せをもたらす使者のシンボルです。または、追い求めてもなかなか手に入らない、あこがれの対象を暗示しています」ということでした。

“青”の解釈もさまざまです。濃い青色の服が性的な意味を持つというところから、夢分析を始めたフロイトを想起しました。フロイトの夢分析は、夢の内容を性的なものと結びつける場面が非常に多いからです。興味のある方は、是非、フロイトの夢分析を読んでみてくださいね。

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