CALL

CALL

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

この写真は、明石海峡大橋の下から撮影したものです。綺麗でしょ。橋も上から見るか、横から見るか、下から見るかによって、見える景色が違います。なかなか真下から眺めることも少ないですから、貴重な写真ですね。

この日、コロナ禍で1年以上延期になっていた友人の結婚のお祝い会をしました。その記念撮影をしようと場所を探していた時に、「こっちは逆光だわ」と言うところを「逆境だわ」と2回も連発して言ってしまい、「よっぽど辛い生活をしているんですね」と笑われてしまいました。

そうなんです(笑)。今週末にある講演会で話す内容が決まっていなかったので資料も作成できていない状態にもかかわらず、資料を送る締切日がお祝い会の翌日で・・・という逆境の状態だったのです。そして、話す内容は小児期の逆境的体験にしようと頭のどこかにあったので、余計に「逆境だわ」と2回も口を突いて出てきたのだと思います。まさにフロイトが唱えた錯誤行為、つまり無意識からくる言い間違いです。

そして、お祝い会の翌日である今日、朝4時から資料を作成し、やっと主催者にメール送信することができました。ホッとしたのも束の間、今日は9のつく日だと気づき、このブログを書いています。そんなこんなで、いつも行き当たりばったりの辛い生活を送っています。1週間後と2週間後にある研修会の資料もまだできてませぇ~ん(泣)。

でもね、それでも会いたい人には会いたいし、おいしいものは食べたいし、楽しいことはいっぱいしたいので、締切日と格闘しながら、今を精一杯生きようと海を見ながら思っていました。その時にずっ~とずっと過去のことを思い出したような不思議な感覚がありました。

「また一緒にキラキラした海を見ようねって約束したことを覚えていますか?」と頭の中で声(CALL)が聞こえたような気がしました。これは幻聴?疲れ過ぎているせい?もしかして少しお酒を飲んだから眠りながら歩いてる?逆境の状態になるとこんな風になるの?といろいろ考えながら、公園を歩いていました。

何だか海に呼ばれていたのかも。CALLは遅らせたり避けたり、いっときは見過ごすことができるかもしれないけれど、結局、最終的には姿を現すのです。運命は、もしくは運命を主張し始める約束は、決して立ち消えないとヒルマンは説明しています。もしかしたら、それだったのかもしれませんね。

with k 4E