不思議なお話

不思議なお話

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

今日、愉快な仲間たちはスピリチュアルツアーを敢行しています。花の窟神社~丹倉神社~玉置神社~熊野本宮大社という強行軍です。いつも「どこをほっつき歩いているのですか?」と聞かれる私も参加したかったのはやまやまなのですが、文化祭の合唱の指揮者をつとめることになった息子を髪の毛のカットに連れて行ったり、Zoom会議があったり、塾への送り迎えをしたりと用事が重なり、今回は参加を断念しました(泣)。

このスピリチュアルに刺激され、今日は不思議なお話をご紹介します。

婚約者を事故で亡くした女性のお話です。ある日、婚約者のご実家の彼の部屋のベッドでウトウトしていたら、亡くなったはずの彼の声が聞こえてきました。「失礼しま~す」という声と共に、冷たいものが彼女の中にす~っと入ってきて、(寒い~っ)と思っていると、「あったけ~っ」という声がして、彼が自分の魂の中に入って一つになった感覚があったというのです。

犯罪被害者支援をしていると、このような不思議な話をお聞きすることは珍しいことではありません。事故で息子さんを亡くされたお母さんのお話の中にも、「事故の前に中学生の息子が家の借金のことを心配していたんです。あれは自分が死んだ後のことを気遣っていたような気がして、自分の死を悟っていたんじゃないかと思っています」とか、家族や友人が亡くなる瞬間に虫の知らせがあるという共時性のような出来事などは、私のまわりではよくあります。

東京大学医学部教授の矢作直樹さんも、医療現場では不思議な経験をすることが多いと述べています。治療がうまくいったはずの患者さんが急変して亡くなったり、逆に助からないはずの患者さんが回復したり、いわゆる臨死体験をする患者さんがいたり、現代医学では説明できないことが数多くあるようです。このような経験から、私たちは摂理によって生かされていて、肉体は滅んでも霊魂は永遠であると説明しています。

前出の婚約者の話を聞いた時に、飯田史彦さんの『ツインソウル』を思い出しました。これも怪しい内容ですが(笑)、この著書の中に次のような記述があります。

飯田さんが臨死体験中に光と出会い、ツインソウルが予定外の死を迎えてしまったらどうなるのかと光に問いかけた時に、その光が答えました。「ツインソウルは、もともと一つの魂が二つに分かれ、別の肉体を持って生まれたものです。そのため、その片方が肉体を失った場合には、その時点ですぐに、もうひとつの生きている肉体と同化し、もとのひとつの魂に戻って生きていくのです」と。

私にとっては、この本自体があまりしっくりくる内容ではありませんでしたが、この箇所だけは何故だか印象に残っていました。ですので、婚約者の話を聞いた時に、ゾクッと体が震えました。もしかしたら、ツインソウルというもの自体が本当に存在するのかもしれないな~と改めて思ったのです。この世では、大切なものほど目に見えないので、不思議なことがあることのほうが自然なのかもしれませんね。

さて、今日も愉快な仲間たちから不思議な写真がジャンジャン送られてくることでしょう。それを楽しみに待ちたいと思います。

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