大山崎山荘美術館

大山崎山荘美術館

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

写真は大山崎山荘美術館喫茶室のテラス席からの眺めです。私が食べているのは、「The Olson’s Blueberries~クリスティーナのおもてなし~」という名前のつけられたブルーベリーを使ったパイです。これは「アンドリュー・ワイエス展-追憶のオルソン・ハウス」が開催されている期間の限定メニューで、限定に弱い私としては頼まないわけにはいかないのです。

アンドリュー・ワイエスはアメリカの国民的画家で、《クリスティーナの世界》という作品が有名ですが、クリスティーナはワイエスが好んで描いたオルソン・ハウスに住むきょうだいの姉であり、身体に障害がある女性でした。そして、このパイは、オルソン家を訪れたワイエスのために、弟のアルヴァロが育てたブルーベリーを使って、クリスティーナが作っていたというエピソードから考案された特製スイーツなのです。

ワイエスの作品を鑑賞したあとに、喫茶室のテラス席で特製スイーツをいただくと、作品の登場人物がより身近に感じられ、ワイエスがオルソン家で過ごした時間を追体験できるような気がしてきます。また、この時間に個人的にもよい知らせが届きましたので、忘れられない思い出になりました。

テラス席からの眺めも素晴らしいのです。大山崎山荘美術館は、あの天下分け目の天王山の南麓に建っていて、最寄り駅のJR山崎駅から上り坂を歩いてようよう辿り着く場所にありますが、その2階のテラス席からは、木津川・宇治川・桂川の三川と、対岸の男山、京都の南部や遠く奈良の神聖な山々まで見渡すことができます。

紅葉も綺麗でした。今年は秋の期間が短かったせいか、市井では紅葉の色づきも鮮やかではなく、少し残念に思っていましたが、大山崎山荘美術館ではトンネル門をくぐると、真っ赤な紅葉が真っ先に目に入ってきました。午前中の太陽の光を受けて、その紅葉が輝いて見えました。

テラス席からは、お庭の紅葉を見渡すことができて、「あ~、やっと今年の秋に出会えたなあ」と嬉しい気持ちになりました。そういえば、今年は桜の時期にもこのテラス席から春を眺めました。春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の自然の移ろいがあり、その一つひとつの出会いに季節を感じることができるのだなあと改めて感慨深さを覚えました。ワイエス展は12月8日までです。

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