わがまま

わがまま

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

今日はこれから出かけなければならず、あまり時間がないので、「子連れ狼」の漫画の原作者の小池一夫さんのコメントをそのまま拝借しようと思います。怠惰でごめんなさい。

「子連れ狼」と聞いてすぐにわかる方はそれなりの年代のお方です。萬屋錦之介さんが主演のドラマもありました。橋幸夫さんの歌う♪しとしとぴっちゃん/しとっぴっちゃん/しとぴっちゃん♪から始まる曲も懐かしい・・・。

その小池一夫さんが「老い」について次のように述べています。

「長い人生の中では、痛い、つらい、苦しいことはたくさんあるけれど、愚痴っても悲しんでもしょうがない。転んでもタダでは起きないのが楽しく生きる秘訣じゃないですか。

人は年を取るにつれて経年劣化し、老・病・死は等しく誰にも訪れる。確かにそれは感覚的に恐ろしいことです。

考えてみれば、人間は祝福されて生まれるけど、その瞬間から死への運命も決まっている。死ぬこともまた、その祝福の中にあるんです。いつか訪れる死と、そこに向かって訪れる老いを『知性』を持って理解し、受け入れることができるのは人間だけ。怖いという感覚に流されず、死と老いを知性で受け入れられる人はカッコいいですよね。いつ死ぬかわからないと理解できるからこそ、いま目の前にある生を精一杯生きようと考えられる。感性に流されず、知性を磨くことが大事です。

年を取ることは『進化』です。若い人には絶対得られない経験と知識を持っているわけで、それに自信を持って『上手に若さを卒業』していかないと。

そのためには若いうちから『やりたいことをやる』ことです。好きな人がいれば好きと言い、行きたいところは行き、やりたいことがあればやる。

本当にカッコいい人は、つらい、苦しいといった泣き言を言わない。よけいな愚痴を言わないカッコよさは、きっと世界共通なんだと思いますね。」

長い引用でした(笑)。弱音を吐くことは悪いことではなく、その感情はそのまま受け止めればいいのだと思いますが、いくつになっても『やりたいことはやる』ことが自分らしくカッコよく生きるためには必要なのだろうと思います。わがままなぐらいがちょうどいいのです。いくつになってもカッコよくいらしてくださいね。

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