クリスマスプレゼント
クリスマスプレゼント

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
今年もクリスマスの季節がやってきました。恒例の児童養護施設のこどもたちへのクリスマスプレゼントを準備しました。写真の袋入りのお菓子です。思春期の息子と一緒に36人分を封入しました。他のプレゼントは被害者のご家族などに郵送します。喜んでくれるといいな~。
クリスマスと言えば、「マッチ売りの少女」を思い出します。
大晦日の晩に貧しい少女が雪の降る町でマッチを売り歩いていました。でも、マッチは売れません。家に帰ればお父さんに叱られます。あまりの寒さで凍えてしまった少女は、マッチを一本取り出して擦ってみました。一本、二本と火花が出るたびに、暖かいストーブや、ガチョウの丸焼き、美味しそうなご馳走、クリスマスツリーが見えてきました。最後には少女を一番可愛がってくれた死んだおばあさんが現れました。マッチを全部擦ってしまった少女は、おばあさんに抱きかかえられながら空高く天国へ舞い上がっていきました。
というストーリーです。大晦日のお話だったと今気づきましたが、マッチ売りの少女と言えばクリスマスツリーというイメージがあります。クリスマスは子どもにとって、楽しくて豊かなイメージがあるような気がしています。サンタクロースもプレゼントを持ってやってきてくれます。思春期の息子に「今年はサンタさんにどんなプレゼントをお願いするの?」と聞いたら、サンタの秘密を知っている息子はニヤッと笑って「考えておくわ」と答えました。成長したものです。
マッチ売りの少女が最後に思い出した、自分を一番可愛がってくれたおばあさん。おばあさんの幻を見て、幸せな気持ちで天国に旅立っていったのでしょう。愛された記憶というのは人を幸せにもするし、強くもしてくれます。これはレジリエンス(resilience)に関係しています。
レジリエンスとは、外からの力が加わっても、また元の姿に戻れる力のことを言います。不利な状況においても対応できる「しなやかな強さ」とも説明されます。このレジリエンスがあるかどうかで、逆境に強いパーソナリティかそうでないかを垣間見ることができます。東日本大震災の時もこのレジリエンスが話題になったことがありました。同じように被災していたとしても、立ち直りが速い人と遅い人がいます。その要因は何かと問われた時に、レジリエンスであると答えた研究者がいました。
この立ち直りの力を示すレジリエンスですが、どのような要因が重要になってくるのでしょうか。それは、愛された記憶があるかどうか、重要な他者との間に愛着形成がなされている(いた)かどうか、自尊感情が高いかどうか、ユーモアのセンスがあるかどうか、楽観主義かどうか、そして自分を支えてくれる人がそばにいるかどうかなどです。
自分を愛し、支えてくれる人が存在する(した)ことは、人が生きていく上で最も大切なことなのかもしれませんね。どんな境遇にいるこどもたちも大人たちも、クリスマスの夜に幸せな夢が見られますように!と心からお祈りしています。
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