変臉(へんれん)
変臉(へんれん)

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
先日、南京町の春節祭に行ってきました。春節祭とは、旧暦で節句を祝う中国で、旧暦のお正月を春節として盛大に祝うお祭りのことです。南京町でも旧暦のお正月に合わせ、1987(昭和62)年からこのお祭りが始まりました。その後、昭和天皇崩御の年と阪神淡路大震災の年の2回は中止となりましたが、今年は39年目、37回目の開催となりました。
春節祭に足を運ぶのは初めてでしたので、とても楽しみにしていました。インターネットで春節祭のイベントを検索すると、「変臉(へんれん)」のステージがあるというので、これは見てみたい!と心が躍りました。
変臉とは、変面とも呼ばれ、一瞬にして顔の面が変わる中国・四川地方の伝統芸能です。何かのテレビ番組でちらっと見たことがありましたが、それが間近で見られるなんて何と贅沢なことでしょう。
南京町に到着すると、すでにたくさんの人がステージを取り囲んでいました。通路を確保するために黄色いテープが地面に貼られていましたので、その内側で見ようと思うと、すぐに場所を確保しなければならない状況でした。45分ほどじっと待っていると、司会者から「動画の撮影はご遠慮ください。動画をSNSなどにアップされますと、変臉の秘儀を守ることが難しくなり、変面師たちが困っています」というアナウンスがありました。
「へぇ~、そうなのねぇ」と思い、その場で変臉について調べてみました。変臉は、中国四川省の伝統芸能である川劇の中で行われてきた技巧で、臉譜というお面を息つく間もなく次々と変えるものです。最も高度な技は、扯臉(引き面)と呼ばれ、そのタネは今も問外不出の秘伝で、できる人は少ないそうですよ。変臉は無形文化財であるだけではなく、国家の財宝であり、中国の国宝に指定されています。ますます楽しみになりました。
変面師が軽快な音楽に合わせて登場すると、聴衆の興奮もMAXになりました。そして、次々と顔の面が変わっていきます。黄、白、赤、緑など色とりどりの面があっという間に変わっていくのです。そして、顔の半分が面であったり、顔全部が出たり、そしてまたお面に変わったりと、めまぐるしく変わるお面に魅了されました。1メートルほどの距離でその技を見ましたが、あまりに早くて驚きましたし、まったくタネがわかりませんでした。
私も笑ったり怒ったりと感情豊かなときには、もしかしたら変臉以上に表情がころころ変わったりしているかもしれませんが、それにはタネも仕掛けもありません(笑)。ぜひ皆さんも機会があればそのタネが門外不出の変臉をご覧になってみてください。
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