賀茂を巡る旅
賀茂を巡る旅

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
先日「松阪ナイトミュージアム 松阪の一夜(ひとよ)」というライトアップされた松坂城跡や文化財施設を周遊できるイベントがありました。文化財施設に入場するには特別鑑賞券が必要だったのですが、何だか久しぶりに本居宣長の旧宅「鈴屋(すずのや)」に行ってみたくなり、当日券を購入しました。写真は床の間に飾られている掛け軸で、本居宣長がボワ~っと照らされているのが印象的で、思わず写真に収めました。
そういえば、私が小学生だったときの写生大会で、「鈴屋」に続く石段に腰掛けて松坂城跡を描いた絵画が入賞し、当時松阪市にあったニューデパートダイカイで展示されていたのを母親と一緒に見に行ったことを思い出しました。懐かしい思い出です。このように、松阪市民にとっては、今も昔も松坂城跡と本居宣長はとても身近な存在です。
本居宣長は鈴と山桜をこよなく愛した江戸時代の国学者で、「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂う山桜花」と歌に詠んだほど、日本人の心と山桜を強く結びつけています。そして、彼は現存する日本最古の歴史書『古事記』を研究し、35年かけて『古事記伝』44巻を69歳のときに完成させています。
彼はよっぽど古代日本に引き寄せられていたのでしょう。2月6日配信の『歴史人』に、彼が神武天皇の痕跡を探るために、奈良の畝傍付近で地元の人に尋ねたときに「もっと向こうだ」と西の方角を示されたという記事がありました。その先には御所市にある神武天皇社というお社があり、もしかしたらこの地が、初代天皇が開いた宮なのかも...という想像が広がります。
この御所市は、強大な古代豪族であった大国主命の後継を称する鴨氏(かもうじ)が大根拠地として持っていた場所で、上賀茂神社や下鴨神社などの総本社である高鴨神社があります。そういえば、昨年のゴールデンウィークに高鴨神社にお参りに行ったことを思い出しました。上賀茂神社にもご縁があったり、賀茂川沿いが好きだったりしますので、私も本居宣長と同じように、『古事記』や神武天皇の痕跡を巡る旅をしてみようかと思っています。
あっ!もう巡る旅は始まっていました(笑)。「松坂の一夜」と本居宣長は、私が賀茂に惹かれる理由を教えてくれているのかもしれません。そういえば、彼が賀茂真淵に入門を許された歴史的な一夜を「松坂の一夜」と佐佐木信綱は記しています。まあ、何と!すべてがつながりましたね。一瞬のひらめきや出逢いは、人の人生を変えていきます。一期一会を大切にしたいと思います。
with k 4E #479








