運命の猫
運命の猫

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
この写真は、私が飼っていた猫の「じぇーもん」です。20代のはじめから、40代前半までの23年間を共に過ごしてきました。
じぇーもんとは広島で出会いました。その頃私は大学生で、アマチュアロックバンドのマネージャーをしていました。そのバンドはすでにメジャーデビューが決まっていて、バンに機材を積み込んで、全国のライブハウスツアーを行っていた時のことです。
岡山から広島への移動中に、ローディーのスージーくんに雑誌を見ながら「猫かわいいね。飼ってみたいな~」と話をしていたら、夜になって「猫、拾ってきましたよ。ラーメン屋の前にいました」とスージーくんが連れてきてくれたのがじぇーもんでした。
名付け親はバンドのドラマーで、当初は「猫左衛門(ネコザエモン)」という名前でした。ちなみに私は「律蔵(リツゾー)」と呼ばれていましたので、江戸時代好きなドラマーがつける名前としては妥当なところでした(笑)。その「猫左衛門」がいつの間にか「じぇーもん」に変化していきました。
それからじぇーもんは全国のライブハウスツアーに同行することになり、車はもちろん、飛行機、船、電車など、乗り物には一通り乗ることになりました。富士山の8合目まで登ったこともあります。地方のライブハウスで行方不明になったり、病気や怪我をしたりと、いろいろなことがありましたが、23年間苦楽をともにしてくれたことに感謝しています。
じぇーもんと一緒に飼った猫たちもたくさんいましたが、数年でもらわれていったり、亡くなったりして、やっぱり絆が一番深かったのはじぇーもんだけだったのだなあと実感しています。じぇーもんが亡くなってから猫を飼うことがなくなりました。私にとってじぇーもんは“運命の猫”だったのだと確信しています。
人間もご縁があって出会うわけですが、そのご縁の深さもさまざまです。“運命の人”という言葉もあるように、出会うべくして出会った人、一緒にいると妙に安心する人、どのような出来事が起ころうと離れていかない人、ずっと近くにいたいと思える人など、不思議なご縁で結ばれているなあと思える人がいます。そのようなご縁があれば、是非大切になさってください。その人はきっとあなたの宝物になるはずです。良きご縁をお祈りしています。








