前頭葉を鍛えよう
前頭葉を鍛えよう

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
私が業務執行理事を務める社会福祉法人慈宝会は、発達障がい児の療育(発達支援)を行っている心きらきら児童デイサービス事業所(以下、「心きらきら」)を運営しています。この慈宝会は、理事長である児童精神科医・宝積己矩子先生が平成18年に設立し、来年20周年を迎えます。私は大学院生のときから7年間、宝積クリニックに心理士として勤めていたこともあり、宝積先生にはずっとお世話になってきました。
御年83才の宝積先生は、来年の20周年記念行事に向けてさまざまな準備を始めました。その一つが、心きらきらの職員との対話です。若い人たちがどのようなことを考えながらこどもたちと向き合っているのか、また今後の心きらきらに望むことは何かなどを、直接聞いてみたいそうです。83才になっても未だ衰えず...といったところでしょうか。
でも、宝積先生は心きらきらの職員全員の前でこんなお話をされました。「私は自分がやりたいことをすべてやってきました。だから、あなたたちもやりたいことがあったら相談してください。援助してあげられる期間には限りがあるから」と。そして、「年を取るということはだんだんシンプルになっていくということ。頭の中では複雑なことができると思っているのだけれど、老いによってできることがどんどんシンプルになっていって、できないことが増えていくのです。そして、できない自分に気づいて心が傷ついていく。老いるということはそういうことだから、今のうちにできることはやっておきなさい」と。
なるほど、老いるということはどんどんシンプルになっていくことなのかと改めて実感しました。確かに体と脳は衰えていくわけですから、できることは単純になっていきますね。でも、できていた頃の自分の記憶はあるわけですから、できない自分に直面して「あ~、できなくなったんだ...」と落ち込んでいくのです。
気持ちが落ち込むと体の調子も悪くなります。心と体はつながっていますから当然のことです。ある研究では心が悪くなると免疫機能が低下することがわかっています。また、高齢になると不安やストレスが強くなり、人生の楽しみや喜びを見失ってしまう人も多くなります。そして、何もかもあきらめていってしまい、感情の老化が進んでいくのです。
さて、どうしましょう。精神科医の和田秀樹さんは前頭葉を鍛えて老化を防止することを提唱しています。「自分のお金は自分のもの。買い物で前頭葉を鍛えよう」「異性にもてたいと思うこと。恋をして脳内ホルモンを分泌させよう」「肉を食べて意欲と筋肉を養おう」「なんとかなる!と楽天主義で生きていこう」この4つです。
これなら、ずっと私にもできそうです。いくつになってもやりたいことをどんどんやって、楽しみながら生きていきたいと思います。みなさんも是非、ご一緒に前頭葉を鍛えて参りましょう!
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