パリ五輪

パリ五輪

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

パリ五輪が始まりました。早朝テレビをつけてみると、開会式の模様が中継されていました。船に乗りセーヌ川を進む選手たちを見ながら、パリの自由さを羨ましく思いました。

まず、会場が屋外だということです。ザーザー雨が降り続く天候にも関わらず、開催される天真爛漫さ。ボブ・マーリーが「雨を感じられる人もいれば、ただ濡れる人もいる」と言っていましたが、今回のパリ五輪の開会式は、雨を感じながらワクワクすることができた開会式だったのだろうと思います。

また、エッフェル塔前の広場がメイン会場になり、セーヌ川という流れを利用した選手の移動、そして点火された気球の聖火台が空に昇っていくという、まさに縦横無尽の枠にはまらない面白さは、発想の自由さを物語っているようでした。

「自由っていいなあ」

私たちには自由意思があります。心で思うことは自由だし、誰かを傷つけない範囲でそれを表現することも自由なのです。枠組みを気にする必要はありません。ちっちゃく収まる必要もないのです。思うように行動すればいいのです。楽しくワクワクしながら、自分を表現すればいい...それが五輪なのだと思います。

でもね、ひとつ残念なのは、国という枠組みが存在するということ。セーヌ川を進む船は国別に分類されていました。もともと人類が誕生した頃には国などなかったのになあ。ここは私の土地!という概念もありませんでした。地球はひとつで、みんなのものだったはずです。

土地の所有が生まれ、国が生まれ、戦いが始まりました。ちょっとした小競り合いは、それまでにもあったでしょうが、大きな戦いは国という概念が生まれたから始まったのだと思います。領地を広げるために、国を大きくするために戦うのです。そして、五輪も国の威信を背負って、メダルをいくつ獲得するかを争うのです。この考えは日本だけなのかもしれませんが...それも五輪なのだと思います。

勝つか負けるか、メダルを獲るか獲らないか、国が同じか違うかという二元論で判断する価値観は、そろそろ終わりにすればいいのになあと思います。一人ひとりが自分を表現する場所として存在するのが、五輪であればいいなあと心から願っています。

with k 4E #449