皆既月食と天王星食

皆既月食と天王星食

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

11月8日は牡牛座の満月で、皆既月食と天王星食がありました。私の大好きな天空の大スペクタクルショーです。この日は大阪での勤務がありましたので、帰途につくために17時16分発の特急に乗りました。18時9分から食が始まった月を眺めながら、友人たちに「食が始まったよ~」とLINEでメッセージを送りました。

写真は17時前に生まれ始めた綺麗なお月さまの写真です。ほのかなピンク色の空と月に心が和みます。そんなこんなで、私たちのLINEはお月さまの写真が飛び交い始めました。でもね、スマホの撮影では、お月さまが豆粒みたいにしか写りません。それが少し残念でした。

この日は、皆既月食と天王星食という珍しい満月でしたので、たくさんの人たちが空を見上げていました。地元の駅に着いて駐車場までの道のりを歩いていると、近所のおばさまたちが空を見上げて「あれ~、月が欠けてるやろ~」と大きな口を開けて、月を指さしていました。何だかその光景が微笑ましくもありました。

私たちはスマホを持つようになってから、手元の画面ばかりを見ているような気がします。電車に乗っても、ほとんどの人がスマホの画面を眺めています。視野を広げて車窓の景色を眺めるのではなく、視野を狭めてスマホの画面に専ら集中しているのです。何も考えず頭の中を空っぽにしてぼ~っとするのではなく、常に何かを考えながら脳に電気刺激を受け続けているのかもしれませんね。

たまには空を見上げながら、ぼ~っとすることも大切です。空の向こうには宇宙があります。月は身近な存在ですが、天王星という惑星を感じることができる機会はめったにありません。ちなみに天王星は地球から平均距離で約29億km離れています。NASAのボイジャー2号が天王星に到着するまでに9年半かかったということですよ。どんだけ~!

この約29億km離れている天王星を見ることができて、それも月のかげに入っていく天王星食を見ることができるなんて、何と素晴らしいことでしょう。あ~、宇宙って常に動いているのね~と改めて感じることができました。そして、私たちも常に動き続けている地球に住んでいるのです。寝ている間も実は私たちは移動しているのですね。宇宙って不思議!地球って不思議!人間って不思議!この世のすべては不思議なのかもしれませんね。

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