55歳259日

55歳259日

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

今年はサッカーを観戦する機会が増えました。それは、三浦知良(カズ)さんが鈴鹿ポイントゲッターズでプレイしているからです。

カズさんのことを知ったのは、私が中学3年生の時のことでした。同級生の綾ちゃんがカズさんのことが大好きで、その頃所属していたCAジュベントス時代のカズさんの写真をよく見せてくれていたからです。高校生なのにブラジルでプレイしているすごい人がいるんだなあと感心した記憶があります。

その後、日本でJリーグが1993年に開幕しました。この頃は東京に住んでいましたので、Jリーグ開幕節を国立競技場に見に行ったことを覚えています。ヴェルディ川崎に所属していたカズさんの華麗なプレイを、目をキラキラ輝かせながら観戦していました。

あれから30年が経ち、55歳のカズさんは鈴鹿ポイントゲッターズと契約して、鈴鹿をホームグラウンドとしてプレイしてくれています。とても贅沢なことです。

3月13日のJFL開幕戦では、四日市市中央緑地公園陸上競技場でスターティング・メンバーとして、カズさんは試合に出場しました。この日も朝早くから並んで試合を観戦しました。そしてホーム最終戦の11月12日の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿では、55歳259日のゴールを決めました。歴史的瞬間をこの目で観ることができて、とても幸せだと思っています。

試合後のインタビューでは、70歳までプレイすると笑顔で答えていたカズさん。こうやって、これまでの常識をどんどん塗り替えていくのだろうなあと、改めて感心しています。

年齢を重ねれば、その年齢らしく生きることが当たり前だとされています。平たく言えば、年寄りは年寄りらしく生きればいい……という常識は、どんどん変わっていくのです。

結婚して家庭を持ち子どもを育てれば、あとは余生を静かに過ごすというロールモデルはもう古いのかもしれません。そもそも結婚したくないという若者は増加していますし、子どもが巣立った後の人生も長くなっています。親としての役割を終えた後は、本来の自分らしい生き方がやっとできる人生本番の時期を迎える時代がやってきたような気がします。

さあ、私もそろそろ人生本番です。自分らしい生き方を選択してアクティブに生きていきたいと思っています。頑張るぞ~、オ~っ!(笑)。

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