Nightbirde

Nightbirde

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

ケンケンパケンパケンパケンパッパ♪という子どもの声が聞こえてきそうです。私も子どもの頃に、よく地面に○や□を足やチョークで描いて、飛び跳ねていました。何だか懐かしいですね。

この「ケンパ」は、昭和40年代ごろまでとても人気のあった外遊びです。もともとは、地面に図形を描いて、数字を1から順に書き入れ、そこへ石を投げ入れたあと、数字の順にケンケン(片足とび)で進んでいく遊びでした。外国にもよく似た遊びがあり、イギリスやアメリカでは「ホップスコッチ」、マレーシアでは「ジャンピング・ボックス」、ガーナでは「トマト」、ノルウェーでは「パラダイス(天国)」と呼ばれているようですよ。

「パラダイス(天国)」と聞いて思い浮かべるのは、2021年度のアメリカズ・ゴット・タレント(AGT)のゴールデン・ブザーを獲得したNightbirdeです。彼女は、肺、脊椎、肝臓にガンが転移し、生存確率2%の状態でAGTの舞台に上がりました。そこで歌ったのが「It’s Okay」でした。そして、今彼女は天国にいます。今年の2月20日に31歳で亡くなりました。ケンパをしながら旅立って行ったのかもしれませんね。

YouTubeで彼女の歌声を聴くたびに私は思います。

彼女は美しい。

死を前にしても、
It’s Okay. If you’re lost, We’re all a little lost and it’s all right.
♪それでいい。みんな迷いながら進んでる♪
と澄み切った凜とした姿で希望を生み出している……心から美しいと思います。

「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」の歌詞の中に
♪かなしみの数を言い尽くすより同じくちびるでそっと歌おう♪
というフレーズがありますが、生存確率2%でも彼女は希望を持って歌い続けました。

それが生きることの美しさなのだろうと思います。そして、彼女を思い、彼女の希望を感じながら生きている私の中に、Nightbirdeは生き続けています。そうやって私たちはずっとつながり続けるのです。「人生が大変だとしても幸せだと思えるのよ」彼女が遺した言葉です。

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