すすきの秋

すすきの秋

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

すすきが風に揺れる季節になりました。秋ですねえ。肌寒くなってくると何だかセンチメンタルな気分になってくるのは私だけでしょうか。日暮れの時間も早くなってきているし……。

そして、毎年のように年末に向けてどんどん忙しくなってきています。これからその忙しさもピークに向かっていきそうです。写真のようにすすきの向こう側の海を見ながらゆったりできるのはいつ頃になりそうでしょうか。

ちょうど昨日東京のNHKの記者から何度も電話があり、11月に放送が決まった犯罪被害者支援の現状を伝える番組への取材協力の依頼がありました。

関係者が一堂に会している会議はないか?支援者が被害者を直接支援している撮影はできるか?埼玉で行う講演会の取材は可能か?など、次から次へと要望が伝えられます。少しでも被害者支援の現状が改善されればという思いから、なるべく協力しようと努力はしますが、日々の忙しい業務の合間を縫って時間を作り温泉でゆっくりしていたのに(笑)、追い立てられるように関係機関に連絡して調整していました。

そういえば埼玉県で行う講演会の資料を作らなければならないことを思い出して、埼玉県の担当課に締切りの確認をしたら10月19日には提出してほしいと返答がありました。

講演のタイトルは「市町村における犯罪被害者等支援を目的とした条例制定及び見舞金制度の導入の必要性」で、ねらいとしては三重県の市町における条例制定状況や制定した市町の声を紹介しながら、今後埼玉県内で条例を制定する市町村に向けたアドバイスなどを、市町村担当職員等に伝えてほしいというオーダーです。

三重県はすべての市町に条例または要綱が制定されています。県には見舞金制度が、ほとんどの市町には支援金制度が導入されていて、併給ができる仕組みになっています。三重県、三重県警察、みえ犯罪被害者総合支援センターの三者の連携は強固で、一体となって動く体制ができていますので、その点は他県から羨ましがられているようです。

他県からの相談で、「県との連携ができない」「警察との連携ができない」だから「三重県から直接指導してほしい」とお願いされたこともあるとか……。できるはずもない(苦笑)。でも、それぞれがそれぞれの立場で何とか被害者支援を機能させたいと努力しているのだな~という思いを感じると、何か協力できないかと思ってしまう……。悪いクセです。自分で自分を忙しくしてしまっているのですね。反省しよ~っと。

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