オンラインカウンセリングのカナムーンです。

今朝の土山サービスエリアは雪景色でした。私が住んでいる三重県南部はあまり雪が降らないので、新鮮な雪景色です。大阪まで車で通勤する機会が増えるごとに、雪に降られる回数も増えていきます。目に新しい景色を見ることは刺激になり、世界が広がるような気がしています。

雪景色って当たり前ですが白いでしょ。白ってあらゆる波長にわたる可視光線を一様に反射する物体を見て感じられる色で、とにかく明るくて特別に色がないと感じられる色なのです。白によって象徴されるのは、清潔さ、純潔、新しさ、冷たさ、真理、永遠などがありますが、白って本当に白いのです。白は白。それ以外の白は無いのですね。

黒と白の間にグレーゾーンってあるでしょ。それは白に黒を垂らしたらできるグレーの範囲を言います。でも、もう真っ白にはならない。黒を垂らしたら最後、もとの白には戻らない。そういう潔さが白にはあるような気がします。だからこそ、清潔であったり純潔であったりという潔い感じが白には付随するのかもしれません。

雪景色を見ていると、その潔さが伝わってきます。その潔い白が私は好きです。雪を見ていると、気持ちがワクワクするのですが、自分が浄化されていくような勘違いをしているのかも・・・。清濁併せのんでこれまで生きてきた私が、すっかり綺麗になるような、そんなイメージでしょうか。

でも、土山サービスエリアで雪上を歩いていると、とにかく歩きにくい。これは大変ね~と思っていたら、雪国で育った人の話を思い出しました。高校まで10km以上の通学路を夏は自転車に乗って、冬は徒歩で通学していたというお話です。どんなに大変だったのだろうと想像しました。

雪深い通学路を歩いていて、もう歩きたくないと思ったこともあっただろうに。他に通学する手段が無かったとしても、それは本当に大変なことだっただろうと思います。朝の暗いうちに家を出て、真っ白な世界をひたすら歩くのです。私には想像もできません。よく頑張って歩いたな~と尊敬の念すら覚えます。

そんなことを考えながら、今日も三重県まで車で帰ります。明日はまた雪国まで移動する予定です。今日も雪、明日も雪・・・。♪雪やこんこ/霰やこんこ/降っては降っては/ずんずん積る/山も野原も/綿帽子かぶり/枯木残らず/花が咲く♪雪の花を楽しみながら帰りましょ。みなさんもお帰りはお気をつけくださいね。

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