シンセサイザー

シンセサイザー

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

久しぶりに「どうしてあの人と知り合いだったんだろう?」シリーズ第3弾をお届けしたいと思います。

先日、YouTubeを見ていたら、YMOが夜のヒットスタジオで「RYDEEN」を演奏している約40年前の映像が流れてきました。YMOといえば、1978年に結成したYellow Magic Orchestraの通称で、細野晴臣さん、高橋幸宏さん、坂本龍一さんの3人からなるユニットです。

当時、日本でシンセサイザーを駆使した音楽としては、冨田勲さんなどが有名で、そういえば東京にいた時には、冨田勲さんにもお会いしたことがあったな~と思い出しました。1978年にはクラフトワークというグループなども活躍していて、彼らのミュージックビデオを見てワクワクした覚えがあります。

「RYDEEN」の演奏を見ていたら、高橋幸宏さんの後ろに松武秀樹さんの姿がありました。赤いスーツを着て、とっても若い!松武秀樹さんは、YMO結成前から坂本龍一さんと組んで活動していて、シンセサイザーのエキスパートとして活躍していました。YMOにはサポートメンバーのプログラマーとして迎え入れられ、YMOの特徴であるシンセサイザーの自動演奏を一手に任されていました。私はこの松武秀樹さんと知り合いで、冨田勲さんも松武秀樹さんのレコーディングの時に紹介されたような記憶があります。

新宿にあったライブハウスの経営をしていた会社で社長秘書をしていた私は、松武秀樹さんにお願いして、そのライブハウスで演奏してもらったこともありました。お~、懐かしい!私は社長秘書をしていたんだわ~。そんなことより、松武秀樹さんの機材の搬入はとても大変でした。YMOのワールドツアーでも活躍したMOOG III-Cというシンセサイザーをせま~いライブハウスに入れなければならなかったからです。

MOOG III-Cから流れる音は、当時のYMOを彷彿とさせる音色で、YMOの曲も演奏してもらいました。観客たちは大盛り上がりでした。松武秀樹さんのMOOG III-Cを聴きにいらっしゃったお客さんたちはとてもマニアックな印象がありましたが・・・(笑)。

そして、時代の先端を走り抜けた松武秀樹さんや坂本龍一さんも、もう70才前後の年齢になりました。当時、刈り上げ&もみあげなしの「テクノカット」と呼ばれた髪型を流行させ、尖りまくっていたYMOを久しぶりに見て、何だか時代の流れを感じました。あ~、私も年をとったな~、な~んてね。

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