オリオン座

オリオン座

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

私は空を見上げることが大好きです。今夜は星空が綺麗でした。風の強い夜は、空気が澄んでいるせいか、星の輝きが際立って見えます。星の中でも一番好きなのが、冬の星座のオリオン座です。

オリオン座といえば、2つの1等星と5つの2等星を持つ、とても豪華な星座です。狩人オリオンの腰あたりに並ぶ三つ星を挟んで、肩のあたりに輝く赤っぽい1等星はベテルギウス、足のあたりに輝く青白い1等星はリゲルです。最近では、ベテルギウスが近い将来に超新星爆発を起こすかもしれないということで注目を集めているようです。

オリオン座のベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、そしてこいぬ座のプロキオンを結んでできる大三角を「冬の大三角」と呼んで、冬の星座や星を見つける目印になっています。「冬の大三角」はプラネタリウムに行った時に、その解説を聞いたことがあります。また、リゲルを含む冬の1等星6個をつないでできる大きな形は「冬のダイヤモンド」と呼ばれています。星の輝きはまるでダイヤモンドのようですものね。

先日、「仲先生は宇宙人のようですね」と知り合いに言われました。浮世離れしているせいでしょうか。その人が言うには、リサ・ロイヤルさんの本の中に、宇宙人の種類が紹介されていて、ベガ星人、シリウス星人、オリオン星人、プレアデス星人などが有名だということです。ちなみにオリオン出身の魂は、葛藤のドラマに巻き込まれがちだとか。怪しいお話です(笑)。

宇宙の星の数は、恒星だけで、100,000,000,000,000,000,000,000個あると考えられていて(これいくつ?)、2兆個の銀河があるといわれているので、私たち地球人にはわからない宇宙人が存在していても不思議ではないのかも・・・。

このようなとてつもなく大きな宇宙の中の、ちっぽけな地球に暮らす私たちが悩んでいることなんて、実にちっぽけな悩みなのでしょう。宇宙から地球を眺めれば地球は本当に小さい。アポロ13号の機長を務めたジム・ラヴェルさんは「月で親指を立てると、親指の裏に地球が隠れる。我々はなんと小さな存在だろう。だがなんと幸せだろう」という名言を残しています。

ちっぽけな悩みをいっぱいに抱えて、この宇宙の中で生きるチャンスを与えられている私たちは、実はとっても幸せな地球人なのかもしれません。宇宙の歴史から見れば、人間の一生なんて超短い!短すぎる!だからこそ、一度きりの人生を精一杯生きよう!魂のおもむくままに!ワクワクできる時間を目一杯楽しんで!と、冬の星座を見上げながらぼんやり考えたある日の夜でした。

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