おもてなしの心

おもてなしの心

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

コロナ禍で旅に出ることができない日々が続いています。干物女のように家でゴロゴロしているのが好きな私ですが、たまにはホテルに泊まってみたいと渇望する時があります。そんな時に思い出すのが、ロンドンにある「ザ・コンノート(以下、コンノート)」という古いホテルです。ロンドンには一度も行ったことがないし、この「コンノート」にも泊まったことがありません。でも、死ぬまでに一度は泊まってみたい!と心から思っています。なぜか?それは、友常貴仁さんが書かれた本を読んだからです。

そこで紹介されている「コンノート」のエピソードを一つ・・・・

古いものを大切に磨き上げるという精神で、ピカピカに磨かれた古風なエレベーターに乗り込むと、係のおばさんが「○○さん、こないだお見えになったのはいつでしたかね」と話しかけてくるそうです。何年に一度しか行かなくても、来訪者のことをよく覚えてくれているんですって。

夕方、散歩に出ようとロビーへ降りて、ドアの前に立つと、ドアマンが「○○さん、お散歩ですか」と声をかけてきます。「ええ」と答えると、「今の時間だと1時間もすると温度が下がって冷えてきますよ、お風邪などひきませんように」「どうも、ありがとう。それじゃあ、コートを着てくるよ」「それはグッドアイデアですね」と会話が続きます。寒いからコートを着たほうがいいと、おしつけがましいことは言わず、自分でアイデアを出しておいて、相手のアイデアをほめるのです。気の利いたセンスのいい会話に、「コンノート」では当たり前に出会えるんですって。

これこそが、お・も・て・な・しの心なのではないかと思います。「コンノート」では、社員一人ひとりがお客様のことを知っていて、お客様を気にかけてくれています。そんな心遣いをしてくれるホテルだから、いつも満室でなかなか泊まれないようです。ネットの口コミを見ると、みんな最高!満点10.0をつけています。

「コンノート」に泊まりたい!コロナ禍が落ち着いたら、台湾の次にロンドンに行って「コンノート」に泊まりたい!10年前からずっと夢見ている「コンノート」で、気の利いたセンスのいい会話ができるように、英語の勉強を始めようと思っています。Waterは、「ウォーラー」と発音するアメリカ英語じゃなく、「ウォーター」と発音するイギリス英語をね(笑)。

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