DEAR FUTURE MOM

DEAR FUTURE MOM

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

実家の庭に咲く白いダリアの写真を愉快な仲間たちが送ってくれました。白いダリアの花言葉は「豊かな愛情」ですが、母親の優しく包み込んでくれる愛情を連想させるのでしょう、お母さんに白いダリアを送ってみては?と書かれたお花屋さんのPOPを見たことを思い出しました。

子どもにとって母親(的な大人)はとても大切な存在です。ロジャーズは、子どもは母親の中に自分に対する愛情があるかないかを敏感に読み取ろうとし、その肯定的な愛情を子どもと母親の相互が知覚することによって安らかで満ち足りた体験をすると述べています。一方で、もしそのような肯定的な愛情を感じられない場合は、子どもはいろいろな方法で母親の気をひいたり、試したりするようになると指摘しています。子どもの自己の発達にとって、母親との関係性は非常に重要な意味を持つのですね。

ふと、ある子どもの詩が頭に浮かびました。川崎洋さんが編まれた『こどもの詩』の中に収録されている、小学校2年生の藤原祐志(ユウシ)くんが書いた「おかあさん」という詩です。

おかあさんは たまに / 「きれい?」 / ときく / そうきかれたらぼくは / おかあさんがおこるとこわいから / 「きれい」 / と言う / ほんとはふつう

あ~、わかるわかる~という感じです。思わず微笑んでしまう詩ですね。

ダウン症の子どもと家族をサポートするイタリアの団体COORDOWNが作った「DEAR FUTURE MOM」という動画があります。ダウン症を身ごもった母親から届いた「将来が不安です。怖いです。」という一通の手紙に返事をする形で作られたものです。ダウン症の子どもたちが登場して、最後に次のように未来のママへ語りかけ、自分たちの母親とハグする映像です。

未来のママへ / あなたの子どもはきっと幸せになれるよ / 私と同じように! / もちろんあなたたちだって幸せになれる / ね?ママ、そうだよね? / ね?ママ

子どもは自分の幸せはもちろんですが、母親の幸せを心から願っています。母親だけでなく、父親やおじいちゃんやおばあちゃんやまわりにいる人たちの幸せを。何かしらの原因で歯車がうまく回らないことはありますが。でも、私たちの心の真ん中にある核の部分には、その願いが存在しているのではないかと、この動画を見て改めて確認できるのではないかと思っています。そしてその思いをお互いが認識することで、本当の意味での満ち足りた安心感を得ることができるのだろうと感じています。

「DEAR FUTURE MOM」はYouTubeで見ることができますので、よろしければご覧になってみてください。

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