月見散歩

月見散歩

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

最近ではどんどん日が長くなり、朝晩の散歩がしやすくなってきました。晩と言っても暗くなる前には家に辿り着くように計算して散歩に出ます。私には怖いものがたくさんあって、その一つに暗い夜道があります。だって、お化けが出そうだから・・・。小学校5年生の時に、姉と一緒にお化け屋敷に入って、入り口からすでに怖くて、姉の背中に顔を埋めて叫び続けて出口まで行ったという記憶があります。それを知ってか知らずか、私に幽霊の話をして怖がらせようとする人がいます(笑)。

話を元に戻します。夕暮れ前に空を見上げると、まだ明るい空にお月さまが見えます。明るい月です。このオンラインカウンセリングの名称がカナムーンというだけあって、私はお月さまが大好きです。だから、明るい月を見るのも好きだし、暗くなりつつある月が徐々に光を帯びていくさまも大好きです。夕暮れ時の散歩は、月見散歩と言っても過言ではないほど、月を見ながら散歩をします。空を見上げながら歩いているので、あんぽんたんのように口を開けながら歩いているのではないかと心配になるぐらい、月を眺めて歩いています。この時のBGMは、Wong Wing Tsanの♪一切というゆらぎ♪です。

月には引力がありますから、満月が近づいていたりすると、何だかワクワクします。約2,000年前に書かれた中国最古の医学書『黄帝内経(コウテイダイケイ)』には、「人体も月に影響される」とあり、60~70%が水分でできている人体は、潮の満ち干きなどと同じように月の引力の影響を受けると言われています。西洋でも狼男伝説に見られるように満月が人を狂気に駆り立てるとされていますので、満月は人体のエネルギーを充満させるのかもしれませんね。だから、満月に向かって狼のようにウオ~ッと叫ばないように気をつけています。

その月にも満ち欠けがあります。新月から、三日月、半月(上弦)、満月、半月(下弦)となって再び新月に戻るまで、約29.5日かかります。約1か月の周期で月はさまざまな表情を見せてくれますが、夜空に輝く月は、自らが光っているのではなく、太陽の光を受けて輝いています。つまり、月は太陽の光を反射しているだけなのです。そして、月は地球に対していつも同じ面を向けているので、表面の模様はほとんど変わらないのです。だから、地球からは月の裏側を見ることはできないようですよ。何だか、不思議ですね。

そんなことを考えながら、口をぽかんと開けて歩いています。夏目漱石が“I love you.”を“今夜は月が綺麗ですね”と訳したように、月には感情を揺さぶる魅力があります。満月の頃はエネルギーが充満しているので、その分空回りをしやすかったり、気分が落ち込んだりしてしまうことがあるようです。それを紛らわせようとして甘いもの、脂っこいもの、アルコールなどに走ってしまわないように注意してください。この時期は溜め込む力が強く、むくみやすく太りやすくなる傾向があります。普段あまり外に出ない人も30分ぐらいのウォーキングなどで軽く汗を流してみるのもオススメです。天と地にはその巡り方にも法則があるようですから、それに合わせた健康法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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