テリミノイヌホオズキ
テリミノイヌホオズキ

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
久しぶりにお散歩へ出かけました。散歩の折り返し地点にある“約束の木”の根元をふと見ると、黒い実をつけた植物がありました。パシャっと写真を撮り、インターネットで検索すると「テリミノイヌホオズキ」という名前が現れました。今は写真をすぐに検索できる機能があるので、とても便利になりましたね。
「テリミノイヌホオズキ」は北アメリカ原産の1年草で、畑の周りの荒地に生え、草丈50~80cmに伸びるということです。花は白色で、果実は光沢があり、初めは緑色ですが、熟すると黒色になります。いわゆる雑草に当たるそうですよ。
帰り道に、雑踏に当たるような植物一つひとつに名前をつけるということは大変な作業だっただろうなあとふと思いました。地球上の生物種数は約870万種あると推定されていて、その内訳は動物が777万種、植物が29万8,000種、菌類が61万1,000種らしいですよ。これらの生物種にはそれぞれ名前がついています。どんだけ~!という感じです。。
名前というのは、客観的にそれぞれの区別を行うために必要なものです。「テリミノイヌホオズキ」の仲間には、「アメリカイヌホオズキ」「イヌホオズキ」「オオイヌホオズキ」などがありますが、それぞれの特徴によって、その名前が異なります。イヌホオズキという植物があるのも初めて知りましたが、このイヌホオズキにも仲間があるなんて驚き桃の木山椒の木です。
さて、私たち人間にも名前があります。私は「なかりつこ」という名前がありますが、生まれた時から呼ばれている名前で、「なかりつこ」は私の存在そのものでもあります。自分の名前を言えるようになるのは、2歳半頃からと言われていますので、もう50年以上も私はこの名前を口にしてきたのですね。
そうえいば、“千と千尋の神隠し”という映画がありましたが、千尋が湯屋で働くことになった時に、湯婆婆から「お前の名前は“千”とする」と、千尋という名前を奪われ、千という数字に記号化されます。映画には、ハクという若者も登場しますが、龍神である彼の本当の名前はニギハヤミコハクヌシでした。名前を奪われ、本当の名前を思い出せなくなることは、本当の自分を失うことと同義なのだと思います。
名前というのは、その存在を証明するために、また、本来の自分自身でいられるために必要なものなのだなあと改めて実感することができた久しぶりのお散歩でした。
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