なんでもないや

なんでもないや

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

最近は、ミュージカル俳優の井上芳雄さんに魅了されています。たまたまYouTubeのミックスリストで聴いた「♪なんでもないや♪」の優しい歌声と、ストライクゾーンの薄口の顔立ちを毎日のように拝見して、癒されています。

「♪なんでもないや♪」の歌詞も素敵です。
君のいない世界には 何かの意味はきっとあって / でも君のいない世界など 夏休みのない八月のよう / 君のいない世界など 笑うことのないサンタのよう / 君のいない世界など~

夏休みのない8月や笑うことのないサンタは、ないことが想像もつかないほど当たり前にあるもの、つまり君は当たり前のようにこの世界に存在するものだと言いたげな歌詞なのです。

そういえば、この歌は「君の名は」という映画の主題歌でした。この「君の名は」は、私も映画館で見ましたが、二人の男女が三年というズレを経て体が入れ替わり、元の体に戻ってもお互いを感じる二人は、お互いの名前を忘れないように・・・などというストーリーだったと記憶しています。キャッチコピーは「まだ会ったことのない君を、探している」でした。おそらく二人は世にいう“運命の人”なのでしょうか。

この映画を見て、大学院生時代に読んだ精神科医ワイス博士の「魂の伴侶-ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅」を思い出しました。ワイス博士は、前世の記憶をもつ患者と接するうちに、誰にでも生まれ変わるたびにめぐり会う魂の伴侶がいることを知ります。そして、自分の患者である男性と女性が、魂の伴侶であることに気づき、二人を引き合わせたいという思いと、医師としての守秘義務の狭間で揺れ動くのですが、二人は自然に引かれ合うように再会し、結ばれたという実話が紹介されていました。当時は、まあ何てロマンティック!と思いました。

息子のカットが終わるのを待っていた時に美容院で手にした「誕生日大全」という本には、それぞれの誕生日ごとに運命の人や魂の伴侶の誕生日が掲載されていました。運命の人とは良くも悪くもその人の運命を変えてしまう相手で、魂の伴侶は精神的なつながりの深い相手を意味するようでした。へえ~、なるほど~、運命の人と魂の伴侶は違うのね~、おもしろい~と感じたことを覚えています。

すると「君の名は」に登場する二人の男女は、運命の人?魂の伴侶?のどちらなのでしょうか。今回の写真は、ブログの写真をせっせと送ってくれる愉快な仲間たち♬のご夫婦のシルエットです。この二人は運命の人?魂の伴侶?それとも・・・?う~ん、52年間生きていますが、わからないことがまだまだいっぱいありますね。

with k 4E