ユニバーサル・デザイン
ユニバーサル・デザイン

オンラインカウンセリングのカナムーンです。
前回からの3泊4日の台湾旅行のお話の続きです。
私たちの台北市での移動手段はMRTとよばれる地下鉄が主でした。平均5分ごとに一本の割合で列車が走っていて、とても便利な交通手段でした。MRT駅構内では禁煙だけでなく、一切の飲食が禁じられているので、とても綺麗で清潔でした。もし、飲食した場合は、1,500元以上7,500元以下の罰金が科せられます。日本円に換算すると、約7,500円~37,500円の罰金になりますので、抑止力になるぐらいの罰金の金額だなあと思いました。
私は桃園空港に到着してMRTに乗った途端に、いつも日本の電車でしているように、ペットボトルを出して飲もうとしたところ、「MRTは飲食禁止ですよ」と連れにすぐに止められました。「あ~、そうでした。そうでした」とすぐにペットボトルをカバンにしまいました。習慣は恐ろしいと思いました。
ある日MRTで移動していたら、ウィ~ンという電動音が聞こえてきました。昇降口のほうを見てみると、三輪車の形をした電動の車椅子が2台、軽快に列車の中に入ってきました。日本では、車椅子が列車に入るときには、駅員さんに前もって連絡をして、昇降台を持ってきてもらうという手間が必要です。でも、台湾のMRTはユニバーサル・デザインが徹底していますので、写真のように電車とホームの間隔が狭く、段差もほとんどありませんから、スムーズに自分で昇降できるのです。「すご~い」と感動してしまいました。
そして、目的地の駅に着くと、その2台の電動車椅子の人たちは、くるっと回転して、昇降口から颯爽とおりていきました。これなら、自分の行きたいところに自由に行くことができます。でもね、それが本来の姿なのだろうと思います。誰かにお願いして手伝ってもらわないと移動すら困難であるということになれば、外出を控えてしまう人もいらっしゃるだろうと思います。
私たちは、憲法によって生命、自由、財産が守られています。私は自由が大好きですので、いつでも、どこでも、誰とでも、自由に会いたいと思っています。しかし一方で、私たちはいつ障害者になるかわかりません。例えば、階段を踏みはずして落ちてしまったり、病気になり体が不自由になってしまったり、交通事故に遭ったりして、身体障害を負ってしまうこともあります。そのような時でも、自由に自分の体を自由にどこへでも移動させられたらどんなにいいだろうと思っています。そういう意味で、台湾のMRTはとても素晴らしいと感じました。
with k 4E








