お弁当

お弁当

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

最近はブログを書く回数が減ってきています。少し忙しすぎるのかもしれません。ブログを書くという作業は、自分の中にあるものを表現するという創作活動でもありますが、何かを創り出す時にはエネルギーが必要です。そのエネルギーが十分にないのかもしれませんね。

どうしてエネルギーがないのだろうと考えてみると、真っ先に思いつくのが、この春から高校に入学した息子のお弁当作り・・・。金曜日は私の仕事の関係で朝6時半に家を出て、帰りも遅いので、4時に起きてから朝食、お昼のお弁当、夕食を作り、出かける支度をします。出かける時間に間に合うだろうかと少し焦りながら過ごしますので、余計に心臓に悪い(笑)。

そんな話を愉快な仲間たちにしたら、「先生、まだ始まったばかりやん。私なんか3人子どもいたから、9年間そんなんやったんよ」と軽く鼻であしらわれました。母は強し!だわねと改めて感心しました。また、「高校も給食にしてくれたら楽なのにね。それに家の事情で、お昼ご飯食べない子どももいるみたいやし」という現実も教えてくれました。

なるほど~。お弁当一つとっても、その背景にはさまざまなストーリーがあるのですね。

そういえば、私は以前ある市の学校給食検討委員会の委員長をしていたことがありました。当時その市の中学校はデリバリー給食とお弁当を選択できる仕組みになっていて、どちらを選んでも牛乳がつくという、いわゆるミルク給食と呼ばれる方式を採用していました。

お弁当を作りたいお母さんはお弁当を作ればいいし、お弁当を作りたくない・作れないお母さんはデリバリー給食を選べばいいという、いいとこ取りだったような気がしていますが、それでもやはり完全給食を望む声があり、検討委員会が開かれていました。

ある日の会議で「お弁当を作りたいお母さんもいるのです」という意見が出されたことがありました。私はその時に、お弁当を作る自由があってもいいのよね~と感じたことをふと思い出しました。

心臓に悪いわよね~と焦りながらお弁当を作っている私のようなお母さんもいれば、楽しい~!とワクワクしながらお弁当を作るお母さんもいるわけで、なにごとも捉え方によってあり方が変わってくるのね~と改めて気づかされました。

さあ、楽しみながらお弁当を作ることにいたしましょう。私の朝が始まります。

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