トライアングル

トライアングル

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

2月28日にウクライナのゼレンスキー大統領がテレビで演説を行いました。次のような内容でした。

「今朝、ロシアのミサイルが2発、ハリコフを直撃しました。この状況を信じられますか?私たちは、自由、価値観、国のために生命を捧げます。私を信じてくだい。今日のすべての広場は、それが何と呼ばれようとも、わが国のすべての都市で自由広場と呼ばれるようになります。私たちを誰も壊すことはできません。私たちはウクライナ人です」

私たちはそれぞれのアイデンティティを持って生命を生きています。どのようなアイデンティティを持とうと自由です。その自由を奪える人は誰もいないと思っています。そして、それを奪うために力で支配し、生命を奪うことは許されない行為だと思います。

でも、このような戦争が起きているときに、テレビやSNSで今何が起きているのかを発信できる世の中になったのだということを、ゼレンスキー大統領のテレビ演説や、さまざまな人たちがSNSで発信しているのを見て、感じています。

SMAPの「Triangle」が注目を集めています。この曲が発売された2005年当時、「青年心理学」という科目を教えていた私は、この歌詞を授業で使ったことがあります。♪僕の目が/キミの手が/僕らの声が/それぞれ異なっているように/自由でこそ/生命だから♪という箇所を紹介しながら、一人ひとり違うのだと説明したような・・・。

そして、この曲には次のようなフレーズもあります。♪大国の英雄(ヒーロー)や/戦火の少女/それぞれ重さの同じ/尊ぶべき/生命だから/精悍な顔つきで/構えた銃は/他でもなく/僕らの心に/突きつけられてる♪まさに、今ウクライナで起きている状況なのではないかと思います。

この戦争で多くの生命が奪われるかもしれません。純粋で無垢な子どもたちの生命もです。それを考えると辛く悲しい気持ちになります。本当に残酷な現実です。

昨日読み終えた「神に帰る」から、幼くして亡くなった子どもたちの魂のお話を紹介して、今日のブログを閉じたいと思います。

「他者の課題(アジェンダ)に仕えるために身体に宿った魂はすべて天使だ ― そして、ごく幼くして死んだ子どもはすべて、他者に贈り物を与えるためにそうしている」幼くして亡くなった子どもたちはみな天使です。今頃は神様とともに笑いながら、聖なる時を過ごしているのだと思います。

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