愛のことば

愛のことば

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

ネットニュースを見ていたら、「愛のことば」というのが紹介されていました。その中の共感した言葉を残した人が、ノーラ・エフロンという女性だったのですが、このノーラさん、アメリカの脚本家・映画監督さんだったのです。

彼女はロマンティック・コメディの名手として知られていて、メグ・ライアンが主演した『恋人たちの予感』『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』の脚本を書いています。これ、全部観たことあるな~と思いました。私はメグ・ライアンがとても好きでしたから。

『恋人たちの予感』はハリーとサリーが出会ってから12年の紆余曲折を経て、ようやく自分の気持ちに正直になれて結ばれました。『めぐり逢えたら』は遠く離れた別々の場所にいるのにどこかで相手のことが心から離れない二人がラストカットでようやく出会って恋が始まりました。『ユー・ガット・メール』はインターネットで知り合った二人のラブ・コメディでした。この映画でスターバックスを知った人も多かったのではないでしょうか。

メグ・ライアンのキュートな表情や仕草に憧れて、彼女みたいになれたらな~と思いを馳せていた20代の頃を思い出しました。20代の私は東京に暮らし、恋愛を楽しんでいたな~と走馬灯のように回想してみました。グルグルまわる~(笑)。

ノーラ・エフロンの「愛のことば」を紹介します。

When you realize you want to spend the rest of your life with somebody, you want the rest of your life to start as soon as possible. 人生の残りの時間を「誰かと過ごしたい」と気がついたら、その人との人生をできるだけ早く始めたいと思うものです。

“人生の残りの時間”というのが心に響きます。まだまだ時間がたくさんあるならば、少しぐらい時間をムダにしても気にしないのかもしれませんが、もうあまり時間が残されていないのだとしたら、本当に大切で特別な人と残りの人生を過ごしたいと思うのが自然な感情なのではないでしょうか。

そういえば、4月にサロメを観劇に行く予定なのですが、その作者であるオスカー・ワイルドは次のような「愛のことば」を残しています。

Never love anyone who treats you like you’re ordinary. 自分を平凡に扱う相手を決して愛してはいけない。

人生の残りの時間を、本当に大切で特別な人と共に過ごせたらと思います。

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