おおらかに

おおらかに

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

さて今日はブログに何を書こう?と考える時に、これまで書き溜めた日々の記録ノート(写真)を見返すことがあります。毎日きちんと書いているわけではないのですが、何か気になることがあればメモしたり、新聞や雑誌の記事を切り抜いて貼っておいたりと、何かしら役に立つことが多いノートです。

そのノートに、2016年2月22日の毎日新聞の記事が貼ってありました。それはおねしょ(夜尿症)の記事でした。

夜尿症は眠りが浅く、尿の量がぼうこうの容量より多いため、寝ている間に尿があふれると考えられています。昼間のおもらし(遺尿)は精神的ストレスが関係することもありますが、夜尿はむしろ物事をあまり気にしない性格の子どもが多いと言われています。

夜尿症は、5歳で15~20%、10歳で5~10%、15歳では1~2%の子どもにあるようです。私も小学校高学年あたりまでおねしょがありましたので、5~10%に入る子どもだったのでしょう。ふとんに世界地図を作っては、母親に「また~」とあきれられていました。ある日両親に霊媒師さんのところに連れて行かれ、怪しいお経の後に「庭に水が流れていますね」とか何とか言われました。「そりゃあ、庭には水が流れているやろ~」と突っ込みを入れた記憶があります(笑)。修学旅行に行けるのかな~とも心配されていましたが、その頃にはすっかり無くなっていました。

子どもの成長にはさまざま心配がつきものです。大きくなってもおねしょをしていると、親は神経質に心配し、そればかりに目が行きがちになります。でも、この記事を書いた小児科医は、夜尿の心配で受診する子どもと親に「この子はきっと将来大物になるよ」とおっしゃるらしいです。そうすると、子どもも親もパッと明るい顔になって帰られると書かれていました。

これは、2、3歳頃にある第一次反抗期にも言えることです。何でも「イヤイヤ」と言って、親の言うことを聞かなくなり、反抗したり自己主張したりするようになる時期ですが、これは自我の芽生えであり、親から離れて自分を見つける大切な時期なのです。この時に大いに反抗したり自己主張できる子どもは、将来大物になると言う方もいらっしゃいます。

私は第一次反抗期に大いに反抗し、小学校高学年までおねしょをしていたので、こんなに大物になりました(笑)。お子さんの成長には心配がつきものですが、なるべくおおらかに育ててあげていただければと思います。

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