副反応

副反応

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

昨日新型コロナウィルスのワクチン接種を行い、帰宅した途端にどんどん体が熱くなり、解熱剤を服用しても39度から熱が下がらず、頭がかち割れそうなぐらい痛くて、ウ~ッと唸りながら横になっていました。今も38.5度前後を行ったり来たりしている状態ですが、これも若さの証拠だわと自分を励まし、パソコンに向かうことにしました。

唸りながら横になっていた時に、これまでの新型コロナウィルスとのおつき合いについて回想していました。そのことについて書きたいと思います。

まず、新型コロナウィルスは私たちの生活を根本から変えてしまいました。感染拡大を防ぐという観点から、密を避けることが提唱されました。なるべく他人に近づかないようにしましょう、長い時間を共に過ごすことは避けましょう、マスクをして飛沫を防ぎましょうなど、他者とのコミュニケーションに大幅な制限が生まれました。

そして、人の流れを抑えるためになるべく家にいましょう、テレワークを推進しましょう、県をまたぐ移動は避けましょうなど、とにかくその場に留まることを求められ、適度な距離感で良好な関係を保ってきた家族に亀裂が入ったり、帰省できずに孤独にお盆やお正月を過ごす若者たちがニュースで取り上げられたりしていました。

新型コロナウィルスで亡くなった方と遺族が対面できないという問題もあります。病院や療養先で誰にも看取られずに亡くなっていくことの残酷さを目の当たりにしました。さらに、さよならが言えなかった別れは、遺された者にはダメージが大きく、心の整理がつかないまま悲しみを抱えていくことにもつながります。

この新型コロナウィルスは、コウモリの中に共存していたウィルスで、それがセンザンコウという動物に感染して、それを人間が売買したことによって人間に感染していった可能性が高いようです。人間が不用意にウィルスと共生している自然界に手を突っ込むことで起きたと言われています。

そんなことを唸りながら考えていました。このしんどい副反応も、私たち人間が自然を軽視してきたツケが回ってきたからかもしれないとしんみりしたりして。何だか目を閉じるのがこわくて、明日の朝、目を覚ますことができるのかなあと不安になりながら休みました。そして、無事に目を覚ますことができたものの、相変わらず頭がかち割れるかと思うぐらいの痛みとめまいと気持ち悪さで、すべての仕事をキャンセルして、無力感に苛まれたワクチン接種の副反応でした。でも、副反応が出るということは若さの証拠だから、まあいっか。例外もあるようですが(笑)。

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