恋とストレッチ

恋とストレッチ

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

昨年から始めた毎日のお散歩で、こころとからだが健康になってきました。体重も10キロほど落ちました。今年はさらに自分のからだのケアをしたくて、何をしようかな~と思いを巡らせ、そうだ!ストレッチをしよう!と決めました。でも、これを習慣化するにはどうしたらいいものか・・・と考えているうちに、高校時代のことを思い出しました。

私は高校時代にバスケットボール部に所属していて、マネージャーではあったものの、インターハイにも出場しました。いわゆる強豪校でしたので、練習はとてもハードでした。また、35年ほど前のむかしむかしのお話ですが、メンタルトレーニング、コーチング、ストレッチなど先進的な取り組みも行っていました。

そのストレッチの時に流していたビートルズの“something”という曲があります。それを聴くと、高校時代にやっていたストレッチを自動的にしてしまうのです。体が勝手に動き出すという感じでしょうか。私の小脳が記憶しているのですね。ですので、朝起きたら“something”を聴くようにしています。ストレッチ習慣化大作戦です。

その“something”、当時は歌詞なんて気にも留めていませんでしたが、調べてみるとなかなか情熱的な歌詞でした。その一部をご紹介したいと思います。「彼女は知っているんだろう(Something in the way she knows)、僕が彼女のことばかり考えているって(And all I have to do is think of her)。彼女が僕に見せる姿(Something in the things she shows me)、彼女を離したくない(I don’t want to leave her now)、どれほど本気かわかるだろ(You know I believe and how)♪」まあ、なんと情熱的なこと。こんな歌を聴きながら、高校時代にストレッチをしていたのね~。

恋をすると、ドーパミン、オキシトシン、エストロゲン、フェニルエチルアミンなどのホルモンが分泌され、細胞が活性化すると言われています。また、情熱的な恋をしているとストレスへの感覚が鈍感になり、小さなことでイライラしなくなるそうです。心理学では恋は勘違いから始まるという説もあり、ドキドキしながら吊り橋を渡るときに出会った男性に惹かれやすいなど、恋についてのさまざまな研究がなされています。また、オキシトシンは愛情ホルモンと呼ばれていて、リラックス効果にも一役買っています。

ストレッチにもリラックス効果があります。筋肉が固いと関節の可動域が狭くなることで、血液の循環が悪くなり、肩こりや腰痛の原因となります。私の肩はいつもカッチカチですし、関節を動かす時にはギシギシ音を立てています(泣)。ストレッチで深層筋をほぐせば、血液の循環が良くなり、リラックスや安眠の効果が期待できます。また、体の柔軟性や代謝があがり、むくみが解消され、ダイエットにも効果的です。いいことづくめですね。

こころとからだは密接に繋がり合っています。こころをケアすることでからだもケアすることができます。その逆もしかりで、からだをケアすることでこころもケアすることができるのです。だからこそ、今年はこころとからだの両面をケアしていきたいと思っています。みなさんもストレッチをやってみてはいかがでしょうか?あっ、恋をすることもお忘れなく~(笑)。

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