謹賀新年2021

謹賀新年2021

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

除夜の鐘が鳴っています。あっ、2021年になりました。みなさん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

除夜の鐘と言えば、108回鐘を鳴らすわけですが、108は人間の煩悩の数と言われています。仏教では、人は五感である「眼(ゲン)、耳(ニ)、鼻(ビ)、舌(ゼツ)、身(シン)」、そして第六感である「意(イ)」の6つの感覚を持っていると考えられています。その感覚のそれぞれの受け取り方は、「好(良)、悪、平」の3つ、さらには「浄(きれい)、染(きたない)」の2つに分類されます。加えてこの営みが「前世、今世、来世」の3つの時間軸に分けられるということで、「6×3×2×3」=108の煩悩ということになるそうです。

えっ?煩悩って良くないものと思っていたけれど、煩悩って人間の本能や欲求のことを言うのね~とお気づきになられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?煩悩という字は、煩わせ悩ませると書きます。だから良くないものというイメージがついているのかもしれません。ここで、本能や欲求についての人間のジャッジメントが介入するのです。本能や欲求は人間にとっては自然なもので、生きるエネルギーでもあります。フロイトの言うところのエス(イド)に近い概念ですね。

「~したい」という本能や欲求はみなさんにもあるでしょう?眠りたい、食べたい、愛したい、愛されたい、遊びたい、働きたい、会いたい、成長したい、知りたい、旅したい、上手くなりたいなど、本能や欲求があるからこそ、私たちは前向きに生きていけるのだと思います。

一方で、生きていく中でネガティブな感情を持つこともあります。でもね、それも自然な感情なのですよ。自然に湧き上がってくる感情は、「へぇ~、私ってそういう感情を今抱いているのね~」とその感情を感じきってあげればいいだけなのです。そこにネガティブ=悪であるという善悪の判断が介在することが、私たちを煩わせ悩ませるのだと思います。だから善悪の判断は必要ないのです。その判断の基準は人によって違いますしね。

そんなことを考えていると、煩悩の波に乗って笑顔でサーフィンをしている私自身の姿が浮かんできました。人間として生まれ、煩悩を持ち、3つの時間軸を超えられるということは、何だか無限の可能性があるような気がしてワクワクする感じがしました。“煩悩の波乗りばあさん”ってファンキーでしょ?(笑)新年からこんなことを言っていては何だかバチが当たりそうですが、バチという概念にも勝手なジャッジメントが入っています。善悪の判断を手放して、とにかくこの煩悩たちを楽しもうと思っています。これが、2021年の私の抱負になりそうです。「煩悩を楽しむ!アハハハハ」

みなさんの今年の抱負は何ですか?みなさんも善悪の判断を手放して、煩悩を、もとい人生を楽しみましょう!

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