海外旅行

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オンラインカウンセリングのカナムーンです。

10月に入ってから、アフターコロナの海外旅行が話題になり始めました。韓国や中国とのビジネス往来を解禁したり、ハワイ州は日本人の入国時14日間隔離を11月から行わない方針が示されたりと、少しずつではありますが明るい兆しが見え始めています。

その波に乗って、愉快な仲間たち♬と来年の夏の台湾旅行の計画を立て始めました。来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、さらに来年の夏の話なので、鬼は大笑いかもしれません。今回の写真は台北駅M1出口と中山地下街の間にある鳥人間の写真です。このオブジェのタイトルは「夢遊(白昼夢)」だということです。

海外旅行といえば、これまで私が行った国はアメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ハワイ)6回、フランス(パリ)1回、オーストラリア(ゴールドコースト)2回、モンゴル(ウランバートル)3回、韓国(ソウル、釜山)1回、台湾(台北)1回だったと思います。オーストラリアとモンゴルでは、現地の小学校の調査をして、その結果を紀要論文としてまとめています。

1回目に行ったモンゴルでは、日本人が経営するゲストハウスに宿泊しました。そこで現地ツアーをアレンジしてもらって、遊牧民のゲルにも泊まりました。何の目印もない草原を車で突っ走り、ポツンと一軒家のように建っているゲルに到着した時には、「この世界観の違いは何?」とカルチャー・ショックを受けました。夕飯を終えて夜空を見上げると満点の星空で、天の川が肉眼で見える・・・流れ星が流れると「誰かが亡くなったな」とモンゴル人の日本語通訳がつぶやいたのを覚えています。10月頃に行ったと思うのですが、夜は氷点下まで気温が下がり、寝袋の中で寝ていても寒くて寒くて仕方がありませんでしたが、そのお家のご主人ときたらランニング姿で布団もかけずに寝ているのです。ビックリしました。3回目に行った時には、金も掘ったし、タルバガン狩りもしましたよ。

ゲストハウスに戻ると、日本人のバックパッカーが数人いて、すぐに友だちになりました。日本で働いてお金を貯めては、数か月以上の低予算の個人旅行をしている人たちで、「こういう生き方もあるのだ」とちょっと感動したりして・・・。その後、「ロシア入国のためビザ申請中」だの、「ベナレスで沈没中」だのと、世界中を旅する途中でメールをくれたりとしばらく交流が続いていました。日本にいても世界中を旅している気分になることができて、ワクワクを味わうことができました。

冒頭で紹介した台北駅の鳥人間。このオブジェの解説には、「『夢遊(白昼夢)』がひとときの間単調な日常生活から開放してくれます。(中略)静寂と流動、現実と幻想の間でとどまる時。」と書かれているようです。海外旅行は、日本での日常生活から開放してくれる幻想の時を過ごすまたとない機会なのかもしれませんね。来年の夏の台湾旅行が実現すれば、15年ぶりの海外旅行になります。それを楽しみに毎日の生活を過ごそうと思います。楽しみがあるって素晴らしい!

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