しあわせのランプ

しあわせのランプ

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

昨年末の紅白歌合戦の特別企画で玉置浩二さんが24年ぶりに出場したことが話題になりました。近年ではオーケストラとの共演で活躍している玉置さんですが、その歌のうまさには定評があります。紅白歌合戦放送後のインターネットでは、「死ぬまでに玉置浩二さんの生歌を聴いてみたい」という投稿があったりして。その投稿を見て思い出しました。

私は玉置浩二さんの生歌を聴いたことがあります。

大学を卒業して最初に就職したのは、キティ・グループという会社でした。小椋佳さんや井上陽水さんのプロデューサーをしていた多賀英典さんが社長の会社で、私はそこでロックバンドのマネージャーをしていました。当時の私のデスクは社長室のすぐ近くにあり、仕事をしていると社長室から玉置浩二さんがアコースティックギターを弾きながら歌っている声がよく聞こえてきていました。いわゆる、仕事のBGMが玉置浩二さんの生歌だったということです。なんという贅沢でしょう!

30年以上前のお話ですが、キティ・グループには玉置浩二さんの他に、久保田利伸さん、バービーボーイズ、レピッシュ、デビューしたての山﨑まさよしさんたちが所属していました。ちょうどバブルの頃で、原宿の歩行者天国から出てきたバンドたちがどんどんデビューしていた時代です。音楽業界もとても活気があり、キラキラしていた時代だったと思います。

玉置浩二さんの生歌を思い出してから、散歩中に彼の曲を聴くことが増えました。「メロディー」「行かないで」「MR.LONELY」「しあわせのランプ」など、若いアーティストたちにカヴァーされている曲も多く、名曲が揃っています。歌詞を聴いていると、玉置浩二さんの純粋で自由奔放さが垣間見えるフレーズもたくさんあります。

♪しあわせになるために生まれてきたんだから/好きな人と一緒にいなさい/大切なことなんかわかってくるんだから/好きなことをやっていきなさい♪

あ~その通りだな~と思いながら聴いています。でも、このシンプルなことができなくて苦しんでいる人たちが多いのだけどな~と感じています。好きな人と一緒にいて、好きなことをやって生きられたらどんなに幸せかと思います。これからはそのような世の中になるといいですね。そして、みんなが幸せになって、お互いをそれぞれが持っている幸せのランプで照らし合いながら、純粋で自由に生きられる優しい世の中になるといいな~と願っています。

with k 4E