青年期の心性

青年期の心性

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

最近車の中でよく聴いているのは欅坂46の曲です。彼女たちの歌詞は、思春期・青年期の心性をよく表しているのが特徴的です。今年の10月に活動を休止するようで、本当に残念です。

歌詞の一部をご紹介すると、“不協和音”では、「♪不協和音で既成概念を壊せ!みんな揃って同じ意見ではおかしいだろう 意思を貫け♪」だったり、“サイレントマジョリティー”では、「♪君は君らしく生きて行く自由があるんだ 大人たちに支配されるな♪」だったり、“黒い羊”では、「♪自らの真実を捨て白い羊のふりをする者よ 黒い羊を見つけ 指を指して笑うのか♪」など、人と違うことに誇りを持つことの大切さが感じられ、内容が尖っていて大好きなのです。

このような考え方は思春期・青年期の特徴でもあります。青年期にはさまざまな認知的な発達があります。自己や世界の捉え方が内面的・心理的になり、他者との関係の中で自分を見つめ、他者の自分への反応を基準に自分自身を捉えるようになります。また、自分自身を過去・現在・未来の時間的な流れの中で理解するようになり、生まれてからこれまでの自分、今の自分、これからの未来の自分に思いを馳せるようになります。また、これまで信頼し従ってきた大人に対して、理想と照らし合わせて批判的に見るようになったり、道徳的な正しさに対しても敏感になったりします。このような認知的な発達を経て、欅坂46のような歌詞の心性に辿り着くのです。

私は現在中年期ですが、声を上げることができる尖った大人でいたいと思っています。ものわかりのいい大人でいることに違和感を持っていたりして。まだまだ青いなあという感じですね。

「最後から二番目の恋」というドラマがありました。鎌倉が舞台の物語ですが、バブル時代に東京にいた者としては、鎌倉や湘南は憧れの土地なので、あのドラマはツボにはまるのです。そのドラマの中に、みんなと同じように時を刻まない時計のような(時にグルグルまわるような)ファンキーな主人公が登場します。かっこよくて、イカしてて、型破りで、自分に正直なアラフィフの女性です。影響を受けやすい私としては・・・彼女のようなファンキーな生き方をしたいと、年を重ねるにしたがって強く思うようになりました。人生は一度きり。最終話の最後に主人公が語る「人生まだまだファンキーだ」という言葉を胸に、みんなそろってものわかりのいい大人になる必要はないのかなあと思う今日このごろです。

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