宇宙の不思議

宇宙の不思議

オンラインカウンセリングのカナムーンです。

前回のブログで、1、3、6、9のつく日にブログを投稿していると書きました。どうしてこの日なのかというと、1は始まりの数字であり、3、6、9は宇宙のカギを握る数字だからです。まあ、何と怪しい!と思われた方がいらっしゃるかもしれません(笑)。でも、年齢を重ねるにつれて宇宙の不思議に惹かれてしまう自分がいます。

どうして生まれてきたのだろう?いのちって何?宇宙の中の自分の存在って?人の縁って何?死んだらどこに行くのかしら?・・・

窓の外でセミが鳴いていますが、どうしてセミって鳴くの?4年も地中にいて地上に出たら1週間で死んでしまうのはなぜ?とかね、世の中には不思議なことがたくさんあるにも関わらず、人が死ぬまでに得られる知識ってほんのちょっと・・・。そんなことを考えていると不思議な世界に引っ張られていくのです。

インドでは3、6、9という数字について学ぶことが多いとか。それは、それぞれの数字がヒンドゥー教の最高神を表す数字だからです。3はブラフマーという創造の神、6はヴィシュヌという維持(永遠)の神、9はシヴァという破壊と再生の神らしいですよ。

また、時の流れは3の倍数で表されます。時計は12進法ですね。1分は60秒、1時間は60分、1日は24時間です。3の倍数は、3、6、9、12、15、18・・・ですが、12の1と2を足せば3、15の1と5を足せば6、18の1と8を足せば9と、3、6、9がループします。何だか不思議でしょ。

数字と言えば、不思議な数列があります。それはフィボナッチ数列です。
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55・・・
これはイタリアの数学者フィボナッチが紹介した数列で、直前の2つの数の和が次の数になり、隣り合う数の比は限りなく黄金比(1.618・・・)に近づいていきます。

これの何が不思議かというと、ひまわりの種が隙間なく密集しているのも、フィボナッチ数列に沿った種の配列で並んでいるところです。この対数らせんと呼ばれている法則が、自然界のあらゆるところで観察されます。植物の葉のつけ方、木の枝分かれ、花びらの枚数、人のDNAの2重らせん構造、台風の渦巻き、銀河系宇宙のらせん・・・。植物から宇宙まで、自然界の至るところに影響を及ぼす神秘的な数がフィボナッチ数列なのです。

本当に不思議です。誰が決めた法則なのかわかりませんが、おそらくこれは宇宙の法則なのだろうと思います。そういえば、般若心経の「空(クウ)」の思想は、この世の一切のものを表すと言われていて、人智が及ばない見えない変化の法則を「空」としています。宇宙の不思議は「空」なんだろうな~と、ぼんやり空を見上げる私でした。

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