オンラインカウンセリングのカナムーンです。

占星術では風の時代に入り、昨年の12月29日から今年の5月10日まで木星は魚座に入るようです。魚座が示す代表的なものは、「水・海」「浄化」「目に見えないもの」「ヒーリング」「芸術」そして「無条件の愛」だから、愛情や思いやりの気持ちを持って行動するようにスピリチュアル好きの友人からLINEがありました。ありがたいことです(笑)。

なので、私の頭の片隅に「水」というキーワードがありました。だからでしょうか、ユニセフから送られてきたunicef newsの中に「衛星による水脈探査」という言葉を見つけ、いつもなら斜め読みするところを、じっくり読み込む羽目になりました。

「水を制す者は国を制す」という言葉がありますが、私たちは水を確保するために大変な努力をしてきました。安定した水の供給と治水が人々の暮らしや経済発展には欠かせないからです。

エチオピアのアファール地域では、近年、気候変動の影響で毎年干ばつが起きていて、深刻な水不足に悩まされています。暮らしている村とは別の村まで35キロメートル歩いて水を汲みに行く少女もいるようです。このような毎日を過ごす少女をもとに描いた『みずをくむプリンセス』という絵本が、同じ誌面に紹介されていました。水汲みだけで一日が終わってしまう日々が続いたら、あなたはどのような気持ちになるでしょうか?

そこでユニセフは、欧州連合/欧州委員会共同研修センター(EU/JRC)の支援を受けて、EUの人工衛星を使った「リモートセンシング」と呼ばれる衛星による水脈探査に着手しました。その結果、地下600メートルにある帯水層を特定し、どこを掘削するべきか、ほぼ正確に突き止めることに成功したようです。これで少しでも世界中の水を求めている人たちが水を得やすくなったらいいな~と思います。

水といえば、感性の歴史家として著名なアラン・コルバンが水の形態を3つに分類しています。1つめは「無定型な水」です。これは雲、もや、霧などをあらわし、異質・幻想的なものの領域をもたらします。2つめは「地面に降りる大気中の水分」で露をあらわします。3つめは「人間と大気現象を結びつける水」で雨をあらわし、植物や人間の内面性を生き返らせる源となっています。恵みの雨は干ばつから人間を守り、植物の緑を保護し、心の渇きさえ癒してくれます。

水は私たちにとって必要不可欠なものであり、私たちのこころもからだも豊かにしてくれるのですね。今日は水をたくさん飲んで寝ることにします。おやすみなさいzzz

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